先週のS&P 500はレンジ内の上昇が続いた。先週の記事では「3500 -3650のレンジは続いているがどちらに抜けるか。上に抜けた場合はもう少し視野が開けそうであり、再び3500割れがなくなる前提で追いかけないとその後の対処が難しくなりそう。一方下に抜けても下では押し目買 ...


 中国で有名国営企業(SOE)の社債デフォルトが続いている。10/23に遼寧省の華晨汽車、11/10に河南省の永煤集団、そして11/15に北京の紫光集団と立て続けに3件である。華晨汽車は辛うじてAAAからの格下げが間に合ったが、他の二社はAAA格を保有したままのデフォルトとなった ...


 先週の記事でS&P 500は「短期的には3500 -3650のレンジをイメージすることになるか」としていたが、実働域は3544 -3628とレンジをやや狭めた形となった。ヘッドラインとしては月曜のモデルナ、水曜のファイザーからそれぞれワクチンのニュースが出ているが、どちらも指数の ...


 先週は朝一からファイザーのワクチンのヘッドラインに翻弄された。先週の記事は目線を上に変え「小休止を経て3550をも上にブレイクした場合はVIXによるシステマティック買いの押し出しとシーズナリティから付いて行かざるを得ない」としていたが、週明けから飛び付く機会も ...


 再び相場に翻弄されてしまった。週明けから反発上昇が始まり、大統領選の開票が始まるとまず期日前投票で民主党が全面的に優勢に見え、次に投票所の開票が始まると共に共和党が優勢に転じ、特に金利上昇に繋がるトリプルブルーの可能性が低下するにつれてナスダック先物を ...


 先週のS&P 500は久々に想定レンジを大幅に下回ってしまった。というよりほとんど掠ってすらいない。「3350 -3550レンジが3415 -3550に切り上がりそうであるが、大統領選前は引続きレンジ決め打ちは避けたい。イベントさえ通過さえすればボラティリティは下落しそうであるが ...


 足元で大統領選後の財政出動期待などにより米国債金利が上昇している。コロナショック後にFedの積極的な金融緩和が米国債金利を押し下げたのであり、また株をはじめとする資産価格の上昇に繋がってきたことを考えると、金利が上昇するとその緩和相場も曲がり角に来たように ...


 先週のS&P 500はダラダラと米議会の追加経済対策を待ち続ける形となった。「大統領選前の追加財政は〜選挙前に出すには週前半がタイムリミットか」としていたが、月火をすぎてもダラダラと期待が繋がれている。木曜夜(日本時間金曜朝)の第二回討論会も無難に終わり特に目 ...


  ピクテ・アセットマネジメントが図で示したように中国の諸経済指標は引続き生産、投資系が全戻しする中で個人消費だけが戻りきれない状態が続いている。本ブログはコロナショック以来「中泰証券が中国失業率の闇を突っついてしまう」「ポストコロナに供給過多デフレに陥 ...


 先週のS&P 500は続伸から始まった後、バブル銘柄の一角であるFastlyの業績ワーニングに伴う暴落をきっかけに一時調整し、そこから更に反発して引けている。指数全体としては二匹目のドジョウを狙う体制に入っていたのが、結果として8月の史上最高値に近づくにつれてやや勢 ...


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