年末が近づいてきてS&P 500もすっかり消化試合になってきた。基本的には何もなかったのだが、水曜には何もない中、0DTEの仕掛けで指数が4700割れまで1.5%も売り込まれた。これまで0DTEは下がったところで逆張り買いで入ることが多かったように思えるが、それが逆回転し得る ...


 S&P 500はまたまた続騰の一週間になった。FOMCが予想外の利下げ織込み追認転換を放り込んできたため、指数は大幅に続伸した。4600台は通過になった。先週の記事では「上値はテクニカルにはオープンであるものの、金利低下によるブーストにも限界がある以上、機械と自社株買 ...


 S&P 500は引続き高値圏でレンジが続いている。目立った材料がない中、水曜などは高寄り後に4550に向けてじり安が進んだが木曜には否定された。金利は週前半じり安となったものの木曜から反転し、金曜には跳ねているが、株式指数はそれを気にせず高値追いしている。引続き上 ...


 6月から始まったRRPの取り崩しは、一旦始まると止まらなくなっている。我々は債務上限問題で連邦政府がFedに置いていた政府預金(TGA)を極限まで取り崩し、6月初に債務上限が一時停止された後に国債増発を通してTGAを復元しにかかったことを学んできた。その過程は1兆 ...


  S&P 500は静かに続伸している。サンクスギビングが明けても大きな動きは見られなかった。中身はGAFAMが弱く、それまで売られていた小型株中心のラリーとなった。ダウも大幅に上値を伸ばした。ISMなど経済指標は弱く、金利低下幅ほどには指数が上がらなかった気もするもの ...


 円金利と円相場について。10月の金融政策決定会合を経て長らく懸案だったYCCは実質的に完全に撤廃され、長期金利はほぼ完全に自由行動に移行した。7月に0.5%から1.0%にバックした毎営業日連続指値オペは「強力な効果の反面、副作用も大きくなり得る」を理由に完全に撤廃さ ...


  S&P 500は週前半に続騰した後にサンクスギビングを前に動かなくなった。木曜が休日なので金曜も休日のようなものであり、前日も休前日なので、週と見なせるかどうか怪しい。前回の記事では「4550まではまだ少し距離がある」としていたが月曜には突き抜けてしまっており、 ...


  S&P 500は再び大幅に上昇した週となり、9月末からの本ブログの中期ビューである「4500台復帰は年末まで難しい」に反して4500台に載せた。先月には「株式のクラッシュだけが債券を救える」などと言われていたのだが、結局株式クラッシュ抜きの金利低下と株高の併存、つま ...


 新たに始まったハマス・イスラエル戦争の影にすっかり隠れてしまったウクライナ戦争。前回の記事で取り上げた、西側の訓練と装備を利用したウクライナ軍の反攻作戦は、当初の宣伝よりやや遅れつつも、半年前に本ブログが予想した通りの戦場ザポリージャ州で大々的に始まっ ...


 S&P 500は再びじり高になった。週前半はテック優勢ながらも指数としては小動きだったが、木曜には30年入札が滑ったことで分かりやすいタイミングでクラッシュ、「金利が上がって株がクラッシュする」キャンプがにわかに元気付いたが、下手に一旦売りやすくなった後は逆にシ ...


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