前回の記事で取り上げた人民元の制御された墜落を、Bloombergがより詳細なデータと共に紹介している。
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 CNHのリスクリバーサルとインプライドボラティリティはCNYスポットの下落を後追いするような形で上昇しているが、まだまだ2016 -2017年のレンジ内であり、オフショア・デリバティブ市場からは先安感やボラティリティの高まりは読み取れない。
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 チャイナショックの際に当局はCNH防衛のために香港市場の金利を引き上げたり、またCNHの為替ヘッジのためのフォワード金利が暴騰したが、現在はどちらも落ち着いている。
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 前回の記事でも取り上げたCNH/CNY間のスプレッド。2015年のチャイナショックではCNYが当局の介入で高く誘導される中、CNHが先立って売られたためスプレッドが広がったが、現在はスプレッドがほとんど見られない。
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 前回の記事では株などへの海外直接投資(FDI)の増加を取り上げたが、Bloomberg記事は人民元建てオンショア中国債券への海外勢の投資の増加を取り上げている。こちらは来年有名な債券インデックスへの組込みが決定していることもあって、2018年になって先回り投資が加速している。「再び中国からのキャピタルフライトが加速する」と言う論調が今後現れるなら的外れだろう。

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人民元の制御された墜落

この記事は投資行動を推奨するものではありません。



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