JREIT Weekly
JREIT vs TOPIX
 2017年の毎月分配型投信や地銀の投げへの憶測で売り込まれたところから反発して以来、JREITは2018年を通して株が上がっても下がっても安定飛行感があったが、年末にかけて徐々にTOPIX対比でのアウトパフォームが明瞭となり、足元では安定から上抜けのチャートを作っている。絶好景気だからアップサイドの薄いJREITなどよりも株だ株、と鼻息荒かった人がイソップ寓話のウサギになったわけだ。
 
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 季節性について。JREITは日経平均と似ているがより顕著な季節性が見られ、2005年〜2014年にかけては夏から秋にかけて不調、11月末から翌ゴールデンウィークにかけて好調という傾向が見られたという。もっともこれは株も似たりよったりである。シーズナリティや景気を信じるなら株だろうが、半信半疑ならJREITの方が堅そうだ。

 需給面では、地銀の不動産融資が秋に急に引き締まっていることから不動産と聞くとなんとなくハシゴが降ろされた雰囲気があるが、JREITには別に投資用アパートが大量に入っているわけではない。地銀は一方で預金を追い出すわけにもいかないし、不動産から引き上げた資金を素直に事業融資に振り向けるわけにもいかないので、今後は再びREITを買い上げる場面も期待できるかもしれない。
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 鼻息荒かった米金利や円金利もすっかり上がらなくなっているので、利回り物は安心感が出てきている。年初に金利上昇で世界の終わりのような雰囲気を醸し出していた米国REITも終わってみれば安定している。ただ、キャリー物の上方向へのモメンタムは得てして大して強くないので、エントリー水準にはこだわりたい。

この記事は投資行動を推奨するものではありません。



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