Baidu Caiyuan
 1月末の記事では中国語検索サイト「百度指数」で「職探し(找工作)」の検索頻度が高まっていると取り上げた。今度は「リストラ(裁员)」の検索頻度が過去最高になったと話題になっているようだ。1月末の記事では「職探し」と共に当然「リストラ(裁员)」も調査済みであり、本ブログの読者にとってはNothing Newということになるだろう。
 
Baidu Zhaogongzuo
 ところで「職探し(找工作)」はその後どうなったかというと、過去最高どころか過去最高の3倍以上まで伸びているではないか。上図は1月末の記事に添付したチャートである。「この指数には明確な季節性があり、転職や募集が集中する春節(旧正月)明けが毎年のピークとなる。足元は春節がまだ来ていないにもかかわらずこの盛況である」としていたが、果たして春節が終わるとチャートのスケールが変わるほど検索が伸びている(下図)。もちろんこの百度指数は特定の「話題になったニュース」が出ると上がるようになっているが、それを考慮しても中国の雇用情勢が前代未聞の悪さであると考えて間違いはなさそうだ。

 しかし、米国と同様で雇用も所詮遅行指数である。賃金が下がり住宅ローンを払えなくなる人民が面で出てきて住宅市場もクラッシュすれば別だが、今のところそこまで織り込むべき理由はない。雇用を鈍らせたのは現政権によるデレバレッジ運動であり、 当局がデレバレッジ運動を間違った路線として反省、総括を行い、再び金融緩和・財政出動に方向転換すれば来年には雇用も回復していることだろう。

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この記事は投資行動を推奨するものではありません。



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