SPX dailySPX weekly
 先週のS&P 500は2本目の小さな週足下ヒゲ陽線となった。Fed議事録の発表により米金利が一段高となる場面もあったが、「もちろん金曜程度の金利上昇だけで株式指数を崩せるわけではない」としていた通り指数が崩されることはなく、金利そのものも戻って来た。週後半はほとんどアップル指数となった。

 ポジショニングは先週から依然大して変わってなさそうである。クラッシュしない日は後場を中心に静かに買いが入っており、システマティック勢があぶり出されているように見える。
HYG
VIX
 カナリアのハイイールド債とVIXは依然小動きであり、大きなストレスがかかっているように見えない。もっともハイイールド債はセクターウェイトの違いもあり株と異なり高値を更新できていない。イントラデーでVIXが間歇泉のように吹き上がることもあったがVIXそのものは22近辺で停滞が続く。ファンダメンタルズ的には給付金のストップもあってか連銀サーベイがやや弱気になっており、一方雇用は滑っていない。 今週はジャクソンホールの講演が注目となる。先週発表された議事録は既にハト色が足りないことになっているが、果たしてジャクソンホールで百点満点の回答が返ってくるか。
IMG_4028
 ドル安の流れはどうも素直に先週で一服しているようなのでマクロ的には片肺飛行が続く。

 テクニカルは金利をはじめとするいかなるファンダメンタルズの懸念にも打ち勝った。「3326のすぐ上でショートはしたくないものの3326ブレイクで困るようなロングも作りたくない、と引続き夏休みモードが続くか」 としていたが、3350台まで押した時はくれぐれも売りをいれてはいけなかった。今週以降は2本目の下ヒゲ3355が週足サポートとなる。指数は春の高値をブレイクしており教科書的には「新高値に売りなし」となるが、過去の新高値更新ではそこからの勢いが薄く「新高値に売りあり」で終わったことも何度かあり、高値追いはむしろ先週以上に慎重にしたい。先週の3326の代わりに3355が新たな強弱の分水嶺となる。

関連記事 

S&P 500はひたすら夏枯れ
S&P 500は夏枯れの中で淡々と浮上 
S&P 500は再び夏枯れ色が強まる 
S&P 500は強引な持ち上げから失速 
S&P 500は夏枯れに突入するか
S&P 500はレンジ上方で煮詰まる 
S&P 500は再びレンジプレイに戻る 
S&P 500は経済再開・V字回復期待が剥落 
S&P 500はアイランドに頭を押さえ付けられる 
S&P 500のショートカバーが取り残されてしまう
S&P 500は全員参加型ショートカバー
S&P 500は踏み上げ相場が続く
S&P 500は依然グダグダが続く 
S&P 500はグダグダ相場が続く 
S&P 500はショートカバーで浮上
S&P 500は上値の重さを確認 
S&P 500は引続き面白くない高値レンジ 
S&P 500はアニマルスピリットを取り戻し始める 
S&P 500は既に十分な戻り幅を実現 
S&P 500がようやくあまり動かなくなる 
S&P 500は無制限QEに押し流される 
S&P 500は流動性枯渇との戦い
S&P 500はVIXが50を超えるニューノーマルへ 
S&P 500の持込み可試験はそろそろ終わる 
S&P 500は教科書二冊持ち込み可の試験 
S&P 500は再び天井サインが点灯
S&P 500は新高値に釣られず様子見 
S&P 500のバーゲンセールを期待
S&P 500は10月以来の調整入り
S&P 500は引続きメルトアップ
S&P 500は引続き座して押し目待ち
新年のS&P 500
S&P 500は年末を前にメルトアップ 
S&P 500はユーフォリアか出尽くしか 
S&P 500は一瞬だけ調整を見せる 
S&P 500は外部環境を最後まで無視し切れるか
S&P 500は高値圏でグダグダ
S&P 500は最高値でこそ長期投資を始める流れに
S&P 500は売りをこなしながら更に上値を試す
S&P 500は本当に新高値に売りなしに
S&P 500は万人の期待に反してサプライズ上抜けへ
S&P 500はやる気なくレンジ継続
S&P 500はレンジを信じた者を救う

S&P 500はISMで振り落としをかける
S&P 500はトランプ政権のせいですっかりクソゲーに 
S&P 500は7月高値を前に伸び悩む 
S&P 500は全ての懸念の壁を駆け上がる
そしてS&P 500はレンジ上限をブレイク
S&P 500は一気にレンジ下限が危うい形に
S&P 500は雨が降って地合い固まる
S&P 500はリスク非対称なレンジを作る
S&P 500は貿易戦争再開でどこまでクラッシュするか
S&P 500はひたすらクラッシュ雨乞い

S&P 500が利下げ織込みすぎから押すな押すなに
S&P 500が結局浮力に負けてしまうか
 
利下げサイクル開始でドル安に備える局面が近付くか
S&P 500が意外な粘り強さを見せる 
下抜けてもやはり煮え切らないS&P 500 

新高値に売りありS&P 500の煮え切らない調整

S&P 500の新高値に売りありの法則
 
Fedハト化でもS&P 500の勢いが止まる 
S&P 500が最後の関門を突破
S&P 500がH&S右肩近くまで一気呵成 
S&P 500の重要な水準が向こうからやって来る
S&P 500ここから上はさすがに前途多難
ようやく貿易戦争の悪影響の織り込みが終わる
S&P 500のテクニカルの続き 
全てがかかっているS&P 500の右肩 
米株指数を純粋なテクニカルで見る       

この記事は投資行動を推奨するものではありません。



コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット