SPX DailySPX Weekly
 先週のS&P 500は続伸から始まった後、バブル銘柄の一角であるFastlyの業績ワーニングに伴う暴落をきっかけに一時調整し、そこから更に反発して引けている。指数全体としては二匹目のドジョウを狙う体制に入っていたのが、結果として8月の史上最高値に近づくにつれてやや勢いに水を差されたとなる。とはいえ、ここから暴落を期待できるはずもないことを参加者も承知しているため調整したところは押し目となり、指数は再び上値を取り戻し始めたが、金曜引けになって更にオプション失効絡みの売りに押されて週足は上ヒゲ陰線で引けることになった。
 
 ポジショニングは別記事の通り、「夏ほどはショートカバーの必要性が緊迫していないが、ボラティリティが落ちてくれば一段と上値を買い進める余地は残っている。一方思いっきり振らせれば振り落とせる玉もある」「ただ高ボラティリティ・レジームの中でも意を決して復元を始めただけあって、最近は瞬間風速でVIXが上がったくらいでは振り落とされづらい」状態が9月以降続いている。これはしばらくは変わらないだろう。

 ファンダメンタルズ的にはテスラ、Netflixなどの決算が控えている。マクロ的には引続き大統領選情勢と大統領選前の追加財政のヘッドライン次第か。後者は選挙前に出すには週前半がタイムリミットか

 テクニカルには先週の記事では「3600は流石にバブルの水準ではないかと思うものの、チャートがチャートなだけに3600を背にしたショートすら安心感がない」としていたが、さすがにもう一本3550もレジスタンスに加わってくるので、月火の間に上にブレイクできない限りしばらく上値は抑えられやすいか。サポートの方の3350は試されず、「3400近辺までの調整があれば押し目買いの買い場となりそう」としていたが下値は3440までであった。「上はこの水準を新規で追いかけたところにまた何らかのヘッドラインでドローダウンしたらアホらしいので、あくまでも押し目を狙いたいところ」としていたが、果たして上値を追いかけるとドローダウンに見舞われることになった。チャートに残る痕跡を辿ると3350 -3550レンジとなるが下限の方が遠そうである。早期に3550を上にブレイクした場合はティーカップとなり引続き上値を追いかけることになるか。ショートサイドはチャートの割りには先週も気持ち的に辛いものとなったと思われ、引続き考慮しない。

関連記事

S&P 500はバイデントレードでレンジを上抜け
S&P 500は政治ネタに負けず堂々のレンジ継続 
S&P 500は過剰流動性プレイの振り落としが進む 
S&P 500は過剰流動性バブルの解消が続く
S&P 500はモメンタムを折られた形が続く 
S&P 500のITバブルが崩壊 
S&P 500は第二次ITバブルに 
S&P 500は引続き夏休みモード
S&P 500はひたすら夏枯れ

S&P 500は夏枯れの中で淡々と浮上 
S&P 500は再び夏枯れ色が強まる 
S&P 500は強引な持ち上げから失速 
S&P 500は夏枯れに突入するか
S&P 500はレンジ上方で煮詰まる 
S&P 500は再びレンジプレイに戻る 
S&P 500は経済再開・V字回復期待が剥落 
S&P 500はアイランドに頭を押さえ付けられる 
S&P 500のショートカバーが取り残されてしまう
S&P 500は全員参加型ショートカバー
S&P 500は踏み上げ相場が続く
S&P 500は依然グダグダが続く 
S&P 500はグダグダ相場が続く 
S&P 500はショートカバーで浮上
S&P 500は上値の重さを確認 
S&P 500は引続き面白くない高値レンジ 
S&P 500はアニマルスピリットを取り戻し始める 
S&P 500は既に十分な戻り幅を実現 
S&P 500がようやくあまり動かなくなる 
S&P 500は無制限QEに押し流される 
S&P 500は流動性枯渇との戦い
S&P 500はVIXが50を超えるニューノーマルへ 
S&P 500の持込み可試験はそろそろ終わる 
S&P 500は教科書二冊持ち込み可の試験 
S&P 500は再び天井サインが点灯
S&P 500は新高値に釣られず様子見 
S&P 500のバーゲンセールを期待
S&P 500は10月以来の調整入り
S&P 500は引続きメルトアップ
S&P 500は引続き座して押し目待ち
新年のS&P 500
S&P 500は年末を前にメルトアップ 
S&P 500はユーフォリアか出尽くしか 
S&P 500は一瞬だけ調整を見せる 
S&P 500は外部環境を最後まで無視し切れるか
S&P 500は高値圏でグダグダ
S&P 500は最高値でこそ長期投資を始める流れに
S&P 500は売りをこなしながら更に上値を試す
S&P 500は本当に新高値に売りなしに
S&P 500は万人の期待に反してサプライズ上抜けへ
S&P 500はやる気なくレンジ継続
S&P 500はレンジを信じた者を救う

S&P 500はISMで振り落としをかける
S&P 500はトランプ政権のせいですっかりクソゲーに 
S&P 500は7月高値を前に伸び悩む 
S&P 500は全ての懸念の壁を駆け上がる
そしてS&P 500はレンジ上限をブレイク
S&P 500は一気にレンジ下限が危うい形に
S&P 500は雨が降って地合い固まる
S&P 500はリスク非対称なレンジを作る
S&P 500は貿易戦争再開でどこまでクラッシュするか
S&P 500はひたすらクラッシュ雨乞い

S&P 500が利下げ織込みすぎから押すな押すなに
S&P 500が結局浮力に負けてしまうか
 
利下げサイクル開始でドル安に備える局面が近付くか
S&P 500が意外な粘り強さを見せる 
下抜けてもやはり煮え切らないS&P 500 

新高値に売りありS&P 500の煮え切らない調整

S&P 500の新高値に売りありの法則
 
Fedハト化でもS&P 500の勢いが止まる 
S&P 500が最後の関門を突破
S&P 500がH&S右肩近くまで一気呵成 
S&P 500の重要な水準が向こうからやって来る
S&P 500ここから上はさすがに前途多難
ようやく貿易戦争の悪影響の織り込みが終わる
S&P 500のテクニカルの続き 
全てがかかっているS&P 500の右肩 
米株指数を純粋なテクニカルで見る 

この記事は投資行動を推奨するものではありません。



コメント

このブログにコメントするにはログインが必要です。