SPX Daily
 S&P 500は4700を挟んでの展開が続いた。先週の記事では「初押しは買いからの、過去最高値の手前では再びオッズが悪くなりそうであり、再び19日に向けて下落してはじめてストレスなく押し目を買えそう。ただ下落する保証があるわけでもなく例によってそのまま上がり続けた場合の対処が難しいのでショートや売りは入れづらい」「今週も19日に向かう週なので引続きヘッドライン対比では下げやすい週となるか。ただ同じアノマリーでも少し時間軸を長くすると、そのあたりを通過したらすぐ年末ラリーが再開しそうである」としていたが、結局19日まで待っても待たなくても大して変わらなかった。先々週の記事の「4720を目前に様子見」は引続きワークしており、少しデイトレードに使えたかもしれない。いずれにしても短期アノマリーと年末までのアノマリーの間で煮詰まったのか、一週間の値幅は大したことがなかった。

VIX
 金曜に欧州でコロナが再び拡大し始めたとのニュースで、すっかりコロナを忘れていた市場はびっくりしたが、それでもVIXは20にも届かず、原油の下落と金利低下がブルニュースに取られかねない地合いだった。
Heat map
A50
 指数が強いのがあまりにもほんの一部の大型テックが主導したものなので、S&P 500で50日移動平均より上に位置する銘柄の数は減りつつある。もっともこれは米株が下がりやすいというより米国以外の指数が下がりやすいことを示唆しそう。
FMS economic and position 
 FMSでは株式ポジションに先行してきた景気期待が大幅に下がっていたのが懸念点となったが、結局株式ポジションを大して畳まないまま景気期待がやや反発している。
NAAIM
 NAAIMは引続きユーフォリア域で推移しており、押し目買いをしている感がない。
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 コール出来高も同じである。
Buyback
 自社株買いは2018年の記録に迫る。という中で年末高アノマリーに逆らって売るのはしんどい。

 テクニカルには引続き4720が日足ベースでレジスタンスとして残る。アノマリー的には19日が過ぎたのでとりあえず押したら買いでよさそうだが、引続き4720の手前ではオッズが悪そうである。サポートの方で同じくらいの重みをもつのが4670であり、4670をブレイクされたら日足トリプルトップっぽくなってしまう。4670 -4720の狭いレンジで抜けた方に進みやすいか。

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この記事は投資行動を推奨するものではありません。