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インド株はバブル : 金利とセンチメントから資産価格を考えるブログ

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インフレ再燃でインド投資のリスクが上昇 : 金利とセンチメントから資産価格を考えるブログ

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 インドのトリプル安が止まらない。先進国が全面的にリスクオンな中、インドが一人不調である。デフレを見込んだ投機が終了して以来、海外資金が目に見えてインドから引き上げられている。
 元より、産業競争力がないため万年経常赤字国であり、また一人あたりGDPが世界で下から数えた方が早く、その低いGDPの成長が減速しており景況感も悪化しているのがインドである。「インフレと米金利が戻り次第、また外部ショックがあり次第インド株が次の(2015年の)中国株になる可能性は高いように見える」と8月の記事で記したが、それが実現しつつある。
Nifty
株式指数のNIFTYは急速に売られている。 India 10 year
国債金利も上昇に転じている。
INR
 インドルピーは長い目で見ると恒常的に対米ドルで減価してきた(青いトレンド)。2016年後半から一時的にインフレが沈静化したことから投機資金が流入し、小さなルピー高(赤い丸)が演出されたが、長い目で見ると誤差である。営業マンから不調な資源国投信からインドへの乗り換えを勧められている参加者も多そうだが、これでは完全に新興国沼だ。どんなに「好調な経済」「次の中国」と言われても、一刻も早くインドから逃げ出すべきであると考える。「実質実効為替レートで割安」といった営業トークが繰り広げられているが、一体この10年間で何が変わったというのか。

この記事は投資行動を推奨するものではありません。



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