
11月の底で拾いそびれたまま上昇してしまったJREITが、年明けと共に二段目のロケットに乗っている。為替、金利相場では日銀のテーパリングが話題になっているが、金利上昇が悪材料であるはずのJREITは全く気にしていないようだ。

一方米国のREITは金利上昇により教科書通りに傷ついている。興味深いのは、日本からの海外REIT投資も引き上げられていることだ。配当利回り以上に分配する高配当ファンドにおいて配当引き下げを受けて売りが出ているそうだ。元本からどれほどタコ足分配しようと朝三暮四であり、高配当で買うのも配当引き下げで売るのも意味がないと思っているが、どうも筆者には理解できない世界があるらしい。

MBSを束ねたETFも2017年後半のレンジを下抜けている。海外のキャリーものを見ているととてもJREITを追いかける気になれないが、そうこうしているうちに一直線に上昇してしまった。「地銀が苦しそうにしている」「地銀の損切りが控えている」だけを理由に上がらないと思い込む方が慢心であった。
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この記事は投資行動を推奨するものではありません。
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