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    TOPIXは久々の米株高からの寄り天大陰線という馴染み深いパターン。足を引っ張ったのもご多分にもれず銀行だ。引っ張られる形でドル円も下落し、108を割り込んで107台を走った。米金利は一転してツイストフラットニング。Fed関係者は株の急落をあくまでもテクニカルな調整として黙殺するつもりのようだ。VIXは落ち着きを取り戻しつつある。VIXによる株の振り落としは概ね終わったように見えるが、代わりに米金利高でリスクオフ、ドル安となっていたのが、では米金利がフラットニングに転ずると今度は素直にドル安と、最後のクラウディッドポジションであるドルロングが攻められた。

    ドル円は奇しくも2017年9月のCPI騒ぎの時の安値の107.3台と並んでおり、水平サポートを作れるか。TOPIXは昨日の記事で示した1708のサポートはまだ健在。さらに下はトランプ相場以降守られ続けてきた200日線の1688がサポート。S&P 500共々、200日線を割り込んだら上昇トレンド転換となりそう。

    さて、ここ元のカオスっぷりを考えるとCPIが悪ければドルと株が下割れ、良ければ跳ねるというのはナイーブすぎるだろうが、では2014年のように悪いと緩和連想で債券と株がダブル高、良いと両方クラッシュになるかというと、それも今ひとつピンと来ない。今更「グローバリゼーションとアマゾニフィケーションで低いCPIを期待しながら債券ロングを首の皮一枚で引っ張っている」投資家は既に上司に「馬鹿な夢を見てないで発表前にリスクを落とせ」と言われたのではなかろうか。サプライズのない数字で色々と正常化するのがメインシナリオ。足の速い株はさらに調整が済んでいそうだが、ドル相場だけはやや心もとない。