China curve
China 10 year
SHIBOR
 2017年は中国の能動的・受動的な金融引き締めが双方見られたが、2018年は国債金利が話題にならないままブルスティープニングしている。10年金利でみると年初より25-50bpの低下。3ヶ月SHIBORで見ると最高値から75bpも低下しており、実に3回の利下げに相当する。かっこよく言えばチャイナショック以来の、米中の中央銀行の金融政策方向のダイバージェンスである。

 ・・・と言うとやや語弊があるかもしれない。短期金利は確かに大きく下落しているが、中央銀行のスタンスに顕著な変化があったわけではない。4/17に2年ぶりに銀行の預金準備率を17%から16%に(大手行ベース)1%引き下げたくらいだ。
China core CPI

China PPI
 物価をチェックすると、CPIは2%近辺で安定。生産活動の活発さを表すPPIは強い下落トレンド。
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 スティープニングではあるものの、この記事のようにシンプルにリスクオフの株売り債券買いと解釈しても的外れということにはならなそうだ。
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 いずれにしても、急激に米中金利差がタイトニングする中で人民元相場が気になるのが人情である。貿易戦争が控える中で人民元を下落させづらいのは理解できるが、金利差に逆らって為替相場を買い支えているとすれば、チャイナショック前のようにより大きな不均衡を蓄積することになる。


この記事は投資行動を推奨するものではありません。



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