カテゴリ: 中国

  一ヶ月前に「中国国内の新型コロナ患者数は安定期に入った」と遠投記事を投げてから修正を加える必要もないので中国経済に全く興味を示して来なかった本ブログだが、一応中国経済のアップデートをしてみようと思う。中国経済のデータの透明性は世界でも稀に見るほど透明 ...

 中国経済が長い春節から目を覚ましつつある。図の石炭消費量や住宅取引件数、道路混雑指数を筆頭に中国各地の企業活動をトラックしようとする日次データは10数種類あるそうで、これは世界でも稀に見る透明性ではないかと思われるが、それをクオンタメンタルにたくさん集め ...

 本ブログが1/21から取り上げた新型コロナウィルスだが、果たしてそれからの2週間弱で中国の年封鎖と経済活動停止という大騒ぎになった。「これで旧正月の休場中に株を処分できないままパンデミックになったらたまったものではない」という香港株参加者の警戒心は正しく、中 ...

 中国の武漢市を中心で流行している肺炎を招くコロナウィルス(英語ではSars-like coronavirusと呼ばれている)において、人から人への感染が現実的になったところで香港株の暴落を招いた。中国株も弱かったが何よりもSARSの記憶が残っている香港がパニックになった。特に今 ...

 本ブログにして「ブラックスワン」とまで恐れさせるほど高騰した中国の豚肉価格は11月に入ってやや下落に転じている。寒くなると豚コレラの活動がやや鈍るのと、輸入を増やしてきたのが背景である。1月から10月にかけて中国の豚肉輸入は50%増えており、また代替物の牛肉も5 ...

  週末に発表された中国の11月国家統計局(NBS)製造業PMI(棒グラフ)は意外と50を再び上回った。財新製造業PMI(点線)が一足先に2017〜18年の天井に近い水準を付けてきたのに続く動きであり、この回復により本ブログが取り上げてきた「中国景況感の謎の春」は大企業にも波 ...

 週末発表された中国のCPI /PPIは最悪の組合せとなった。豚コレラの影響によりCPI伸び率はインフレターゲットの3%を大きく飛び越えて3.8%を付け、一方PPIは貿易戦争の影響もあってマイナス域での低下が続いている。豚肉価格については夏に取り上げた構図は変わっていない。 ...

 中国の7-9月期実質GDP成長が6.0%とまたしても1990年代以来の最低値を更新しており、貿易戦争の悪影響でついに中国経済がコケ始めたかという印象を受けてしまう。しかしGDP以外の多くの経済指標は中国経済が謎の回復期を迎えていることを示しており、バックミラーのGDPだけ ...

 9/6に中国は久々に預金準備率を引き下げた。豚インフレの亢進や、超過準備(下図)をあまり積みたがらない中国の銀行の預金準備率が先進国銀行対比で既に高くないことなどでもう可能性が低いと言われていたところでの久々の引下げである。これにより9000億元(14兆円程度) ...

 前回の記事では二つの地銀の破綻処理を経て中国のインターバンク市場が揺さぶられ、当局が支援したい中小企業への貸出の主力である地銀が苦しくなっているのを取り上げた。8月になって三つ目の破綻地銀を公的ファンドが救済した。ボコボコと地雷が炸裂する中で地銀がどこま ...

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