金利とセンチメントから資産価格を考えるブログ

毎朝更新の予定。硬派な記事を書いていきます。@shenmacro

カテゴリ:レポート記事 > 中国

 人民元安が止まる気配が見当たらない中、前回のチャイナショックと大きく異なっているのは外貨準備高が一向に減る気配を見せないことだ。これが一部では「不可解だ」と言われている。日経の記事は「人民元は変動幅を一定の範囲に制限する「管理変動相場制」とはいえ、潜在 ...

 人民元の下落が止まらない中、8/7に発表された中国の外貨準備は前月に続いて微増となった。ドル全面高が続いたことから実態としてはもう少し増えているようにすら見える。まさか当局が人民元売り介入をしているとは思えないが、とにかく資金流出はあっても大規模ではなく、 ...

 どこの国でも銀行員を動かすには権力の棍棒で殴るしかないが、権力の棍棒で殴られてもあれこれ言い訳を付けてリスクを取らないのが銀行員である。 7/18頃にPBOCが各商業銀行に電話をかけてAA+以下の社債を買うように圧力をかけたのはほぼ確実のようだ。その数日後にはMLF ...

 本ブログでは6月以来中国の金融緩和を説き続けたが、いよいよ大規模な金融緩和が現実味を帯びてきている。7/22に中国人民銀行(PBOC)は突如、金融政策ツールの一つであるMLF(中期貸出ファシリティ)を通して5020億元を市中に供給した。当日に予定されていた1700億のリバー ...

 中国金融市場の足元の流動性の回復について野村総研のレポートが解説している。本ブログで既に取り上げた話も多いが、系統立てて解説してくれているので、答え合わせの感覚で取り上げてみようと思う。 諸悪の根源は4/27に中国人民銀行、銀行保険監督管理委員会(銀保監会 ...

 以前の記事でも中国の金融政策が緩和的に傾く可能性について記したが、社会融資総量も話題になった5月の急激な落ち込みから早速回復を始めている。固定資産投資の方は政府が財政緊縮を続ける間は厳しいだろうが、金融政策でカバーできる社会融資総量の方はクラッシュ要因か ...

 5月以降金融緩和に方向転換した中国人民銀行が、財政の不作為に対してインターネット上に不満をぶちまけている。人民銀行研究局局長・徐忠は7/3にネット上で論文を発表して中国財政部を批判した。 論文の主張はまとめると三つ。一つ目は実効性のある減税。曰く、ここ数年 ...

 人民元の下落が加速している。ピッチとしてはすでにチャイナショックの時の切り下げを上回っているようだ。当局は依然放任スタンスを取っているが、「人民元の制御された墜落」で取り上げた時に比べても市場で幾分かパニック度が増している。 ...

 本ブログはとかく重厚長大産業ウォッチに偏りがちだが、今回は中国の消費の衰退を取り上げてみようと思う。チャイナショックの時は中国の重厚長大産業は大きく減速したが、その減速をカバーしたのが10%増をキープした個人消費だった。当時はその堅調さゆえにデータの信憑性 ...

 7/16に発表された6月の中国不動産投資は景気ベア派を元気付ける結果となった。本ブログの6月の記事では、「中国の固定資産投資の落ち込みが話題を呼んでいる一方、不動産投資の堅調さが目立っている」とした上で、先行指標である土地取得面積が低迷していることから「2018 ...

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