カテゴリ: レポート記事

 北京、深センをはじめとする中国の大都市で賃貸住宅の家賃が上昇している。チャートは上海、北京、深圳、広州の過去3年間の住宅賃料指数推移である。北京は平均でもこれであり、局地的には半月で賃料が倍増したエリアすらあるそうだ。 ...

 減速を続ける中国の諸指標の中で小売売上高が粘っている。もちろん大きなトレンドとしては一貫して増加幅が低下しており、特に2017年に入ってから低下が加速しているが、足元はやや踏みとどまっているように見えなくもない。固定資産投資などが落ち込む中、中国経済が「消 ...

 4日に発表された8月の米国のISM製造業景況感指数は61.3と2004年5月以来の高水準となったが、市場でこれを好感する動きは限定的であった。60近辺まで上昇したことは1987年以来5回しかない。まさに好景気である。 過去30年のISM製造業を並べてみると、60を超えるような超強 ...

 昨年腐敗したズマ元大統領を追放して国際金融市場のヒーローになった南アのラマポーザ大統領への心証が急速に悪化している。「白人農場主らの土地を補償なしに収用することが可能になるよう、憲法条項改正に取り組む方針を発表」と発表したのに対してトランプ大統領が食い ...

    春に吹き上がって大騒ぎになったLIBOR -OISスプレッドがすっかり低位に戻ってきている。社債やCP発行企業の資金調達コストを金融政策から乖離して引締める効果を持っていたのでリスクオフ要因として取り沙汰されていたが、春に60bpもあったスプレッドはいまや20bp台ま ...

    「日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(日経Dインバ)」の発行済口数が急激に増えている。ダブルインバは日経平均のマイナス2倍の値動きするETFで、(ダブルブルと同じく)個人投資家の投機的な売り買いに用いられることが多い。個別株を長期保有 ...

 日本株のEPSが改善している一方で株価の息切れが目立っている。7/31にETF購入の柔軟化を決めたばかりだが、むしろ増額すべきではないかという主張が目立つようになった。 7/31の日銀金融政策決定会合で出たある質問からこの話題が始まった。量的質的緩和の「質的」とはリ ...

    一片の曇りもないように見える米国ファンダメンタルズの中で話題になっているのが金利カーブのフラットニングである。先月には20bpを割り込んで日本国債を追い越した。教科書には「イールドカーブのインバート(短期金利>長期金利、長短金利逆転)はリセッションの前兆 ...

 日銀の長引く金融緩和への批判として、意外な理論が引っ張り出されている。「動学的価格指数(Dynamic Equilibrium Price Index)」である。曰く、金融政策は足元の動きにすぎない消費者物価指数だけでなく資産価格をも重視すべきだという。今のように景気が良いのに物価が上 ...

 中国当局は先週末、人民元の日次基準レートを決定する際に「反循環要素 (CCF, Counter Cyclical Factor)」を再導入すると発表した。反循環的要素、または反循環因子の中身は2017年の人民元の上昇が始まった頃の記事に詳しい。要するに「人民元が急落するのは非理性的な動き ...

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