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 先週のS&P 500はようやく毎日3%, 4%動くフェーズを脱したようで落ち着いた値動きとなった。週前半はQEや財政出動を意識してとりあえず2500台後半で上を買っていたが、先週の記事で「来週は2200 -2640のレンジを意識する形となるか。2500後半は一旦ポジション整理のチャンス ...

 新型コロナによる経済活動停止に伴いグローバルで財政出動ブームが来ており、経済活動が止まっても財政出動、特に直接ばら撒きにより資産価格は徐々に安定に向かいつつあるが、その調和をぶち壊しかねない幽霊が世界中を徘徊している。格付け会社である。メキシコ「BBB ...

  一ヶ月前に「中国国内の新型コロナ患者数は安定期に入った」と遠投記事を投げてから修正を加える必要もないので中国経済に全く興味を示して来なかった本ブログだが、一応中国経済のアップデートをしてみようと思う。中国経済のデータの透明性は世界でも稀に見るほど透明 ...

  先週のS&P 500は週次値幅400ドルと、再び上下に大きく動いた。週明けには期待されていた米国の2兆ドル経済対策法案が上院で一度は否決され、民主主義の形式美を見せつけてくれた。リーマンショックの時の金融安定化法と同じ展開であり、「米国の総賃金は9兆ドルちょっと ...

 S&P 500は月曜朝一にFedが二度目の緊急利下げをぶっ込んでから逃げる暇もなく続落。前回の記事では純粋に日足の形から「2480 -2600の間は日足程度の時間軸での買い下がりをチャレンジする価値がありそうだ。一方で2480までも遠いため、既にリスクを取りすぎてしまった参加 ...

 先週のS&P 500はさすがに「持込可の試験」と表現した通り分かりやすかった。ここまでは2018年2月のVIXショックとほぼ同じ展開であり、「2018年2月のVIXショックでは一旦は「リスクパリティの売りは新材料に基づくものではないから逆らっても大丈夫、待ち焦がれていた買い場 ...

 一時永遠に上がり続けるのではないかと思われていた米株はクラッシュした。この図は我々が2017年末から2018年2月にかけて見てきたチャートとそっくりである。ほとんど株を売る理由もない全員参加型の熱狂の後に、予想もしなかった材料による急落がやってきて売りが売りを呼 ...

 中国経済が長い春節から目を覚ましつつある。図の石炭消費量や住宅取引件数、道路混雑指数を筆頭に中国各地の企業活動をトラックしようとする日次データは10数種類あるそうで、これは世界でも稀に見る透明性ではないかと思われるが、それをクオンタメンタルにたくさん集め ...

 本ブログが1/21から取り上げた新型コロナウィルスだが、果たしてそれからの2週間弱で中国の年封鎖と経済活動停止という大騒ぎになった。「これで旧正月の休場中に株を処分できないままパンデミックになったらたまったものではない」という香港株参加者の警戒心は正しく、中 ...

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