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 中国のクレジットインパルス伸び率の急減速が至るところで話題になっている。ノルデアが取り上げたように、中国クレジットインパルスの前年比は急激に落ち込んでいる。クレジットインパルスの算出方法は今ひとつ再現しづらいが、一般的に官民双方への新規融資のGDP比とされ ...

 中国の景気の先行きを定めるクレジット供給(社会融資総額, TSF)を久々に確認したところ、思いのほか健全な構図となっている。胡錦涛・温家宝政権の全世界から喝采を博した大規模な財政出動への個人的なコンプレックスからか、習近平政権はともすれば経済成長を阻害するデ ...

 上海株の目を瞠るような上昇のきっかけにもなった中国の1月社会融資総額のブーストについて、李克強首相がケチを付けている。曰く、「表面を見れば社会融資総額は大きく増加したように見えるが、詳細を見ると、多くが短期の銀行引受手形調達と短期の融資(Bill financing a ...

 上海株がアンダーコントロールになったところで、そもそもなぜ株式担保融資などというゲテモノが流行ったかを総括してみたい。意外な話は出てこない。 ...

 図は中国企業(金融除く)の負債の対GDP比率である。本ブログでもデレバレッジという言葉が何度も出てきた。鄧小平時代が改革・開放、江沢民時代は資本主義化とWTO加盟、胡錦濤時代は財政出動/インフラ建設がそれぞれ特徴になるとすれば、現政権の目玉はデレバレッジになる ...

 北京、深センをはじめとする中国の大都市で賃貸住宅の家賃が上昇している。チャートは上海、北京、深圳、広州の過去3年間の住宅賃料指数推移である。北京は平均でもこれであり、局地的には半月で賃料が倍増したエリアすらあるそうだ。 ...

 定点観測となった感がある中国景況感について。14日に発表された中国の1〜5月の固定資産投資成長は激しい落ち込みを見せている。今までの増加ペースが速すぎるので総量を考えると成長率が低下してくるのは当たり前だが、その低下ペースが春から急激に加速しているように見 ...

 中国の消費者ローンの不自然な急増が話題になっている。明らかに多くの個人が、本来旅行や車、その他グッズの購入に使われると想定されている消費者ローンを利用して住宅購入の頭金を借りている。この不自然な急増は7月までには話題に上っており、9月末には銀監会が問題を ...

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