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 9月の中国の70都市住宅価格は久しぶりに前月対比で下落に転じた。あれだけ民営不動産企業の資金繰りを当局が圧迫し、恒大が潰れるか潰れないかの瀬戸際まで騒ぎを作ったところで、前回の記事でも取り上げた、頭金が返ってくるかどうか分からないがゆえの住宅販売金額の大幅 ...

 中国人民銀行(PBoC)が主導する中国不動産業界への融資引締めとその影響について、当のPBoCは長らく沈黙を貫いてきた。それが本ブログも警戒してきたような当局政策の不透明感にも繋がってきたとも言えるが、10/15の第3四半期金融統計数字発表会の記者会見でようやく長い ...

  中国恒大(エバーグランデ)の流動性危機についてのヘッドラインが増えているが、前回の記事で触れた見方はほとんど修正する必要もなくここまで来ており、多くのヘッドラインは本ブログの後追いである。急ごしらえでまとめた前回の記事に、補強するニュースがあればドヤ ...

 本ブログが夏以降に断続的に取り上げたエバ―グランデ(恒大集団)のデフォルトがいよいよ近付いてきた。負債総額が33兆円と破綻当時のリーマンブラザーズの半分もあるので、一部でリーマン・モーメントとさえ取り沙汰されている。本ブログが早々とToo big to failの恐喝が ...

 中国株への当局の圧政と並行して、華融(Huarong)と恒大(Evergrande)の債務危機も中国市場をリスクに晒してきた。どちらもToo big to failと言われてきた巨大債務企業であるが、先月の記事ではLGFVと華融の騒ぎは当局の火遊びにすぎず、中国のクレジット市場で最も注目 ...

   中国の内需については既にさんざんこき下ろしたが、それと並行して中国企業のデフォルト増加も話題になっている。中国は2020年にデフォルトが急増しなかった代わりに、2021年になっても2020年を上回るペースでデフォルトが続いている。 フィッチが各年1H同士で比べた ...

 米国の景況感に注目が集まる中、8月分の住宅着工(カラム)が2007年以来の水準への予想外の大ブーストを見せていることが話題を呼んでいる。直近の中古住宅販売(点線)もブーストこそしていないが、2018年年末を底に反発しており、住宅着工と矛盾はしない(米国では新築の ...

 2019年春にどうも中国の不動産主導の反発があったのは不動産投資周りの数字から読み取れる。住宅価格の数字も見てみると、どうもTier1都市(一線都市。北京、上海、広州、深圳などの大都会)主導で反発しているらしい。代わりにTier2(地方都市)は横ばい、Tier3(更に田舎 ...

 中国景況感の1月底入れ→3月反発が常識になりつつあるわけだが、コマツが公表しているKOMTRAXを搭載する建設機械(ミニ建機・鉱山機械を除く)の一台当たり月間平均稼働時間のデータの中国部分からもそれを読み取ることができる。いまだに中国のデータが信用できないと思考停 ...

 中国政府のデレバレッジ運動は結局クラッシュ(チャイナショック)→後始末のための金融緩和→人民を巻き込んだ不動産バブル、という展開を辿り、国営企業のレバレッジは人民の家計負債に転換された。その結果、家計の購買力が低下し、消費の低迷という形で小売売上高に跳 ...

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