タグ:不動産投資

 11月分まで出揃った中国の固定資産投資も低調な結果となっている。足元では持ち直しの傾向となっているが、秋までの落ち込みがあまりにも大きかった。落ち込みは明らかにデレバレッジによる景気下押し効果と、中央政府の財政引き締め+シャドーバンク引き締めによる地方政 ...

 かつての中国で立退きを拒否し、不動産業者(と地方政府)と戦う釘子戸(Nail house, ど根性ビル)が話題になったことがあった。住んでいた家が再開発地域になり、補償が足りないとして立退きを住民が拒否すると、不動産業者によって家の周囲を濠のごとく掘り下げられたり ...

 7/16に発表された6月の中国不動産投資は景気ベア派を元気付ける結果となった。本ブログの6月の記事では、「中国の固定資産投資の落ち込みが話題を呼んでいる一方、不動産投資の堅調さが目立っている」とした上で、先行指標である土地取得面積が低迷していることから「2018 ...

 前回の記事で不動産企業が政府による金融引締めと不動産購入制限を前に土地を素早く仕上げて手放そうとしているという観測を紹介した。素早く回転しろと言っても売れないものは売れないので、需要が追いつかず高回転に失敗すると当然またディザスターになる。上手くいくか ...

  中国の固定資産投資の落ち込みが話題を呼んでいる一方、不動産投資の堅調さが目立っている。チャイナショックにかけて大きく落ち込んで来た不動産投資は2016年から回復しつつある。中国景気を支える柱が政府のインフラ投資から民間の不動産開発に移って来たのだろうか。 ...

    2017/11/13に発表された中国不動産投資と販売が共に弱かった。これは金利上昇と住宅ローン規制強化の結果である。以前の記事であほらしいとしていた北京周辺の学区をめぐる不動産市場はすっかり冷え込んでおり、ピークから2割下落した物件も出てきたようだ。 ...

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米国の景況感は2016年の通年ラリーの後、2017年前半から一貫して減速していたが、7月3日に発表されたISM製造業景況感指数は57.8と、サプライズで3年ぶりの高水準になった。これで米国の景況感に対する懸念は一気に後退し、金利上昇の継続を後押しした。 このように米国のI ...

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