タグ:中国株

 上海株バブルが止まらない。指数は2月の急騰を経て、3月中は「本土系大手証券が引っ掛けた冷水」もあって保ち合い調整となったが、4月に入るとそれをも上にブレイクして棒上げが続いている。3000を突破したと思えば3100, 3200とあっさり抜けている。(1月の中国新規社会融 ...

 5%超の日次上昇で話題を呼んだ上海総合指数は連日の上昇を経て、今度は1日で4.4%急落した。本ブログは1月から上海株の下落トレンド脱出を宣言し、2/16の記事では上海株バブルのきっかけにもなった社会融資総額の急増を「足元の景況感の暗さを吹き飛ばす、極端なまでのグッ ...

 月曜に暴騰で話題を攫った上海株は一旦の休憩を経て、MSCIのA株組込み比率引上げのニュースをも手掛かりに3000ポイントへのチャレンジを根気よく続けている。暴騰そのものは続かなかったものの、週後半にかけて米株、香港株、H株が白けた雰囲気を醸し出す中でも上海株だけ ...

 上海株が25日に+5.6%の大幅上昇を演じた。それを見てバブル相場の開始などと盛り上がる向きもあったが、本ブログはしばらく前から香港株、上海株そして中国経済の底打ちを主張してきたため、本ブログの読者なら上海株の急騰は全く驚きではないはずだ。たとえば「上海株指数 ...

 Nordea Markets Researchが発行するFX Weeklyによると、世界中の個人投資家(ETF投資家)は「狂ったように」中国株ETFを購入している(Retail investors seem to have bought China like crazy in the beginning of 2019)。これは2015年後半から2016年にかけての前回のチ ...

 2018年ワーストパフォーマーだった上海総合指数が10月から4ヶ月をかけたダブルボトムをようやく完成させた。10月には株式担保融資が火を噴き、11月にブエノスアイレスでの米中会談への期待で一旦戻り、12月にはファーウェイCFO拘禁事件と米株クラッシュの巻き添えで二番底 ...

 前回「重要なレジスタンスに差し掛かる」と取り上げた香港ハンセン指数は、その後あっさりとブエノスアイレスG20後・ファーウェイCFO拘禁事件前の高値を上回った。2018年夏に下落が加速した後のレジスタンスラインを上にブレイクし、「週足ベースの高値は前回高値を超えな ...

 12月の米株のクラッシュをかすり傷で乗り切った香港株ハンセン指数は1月に入ってから堅調地合いが続いており、12月1週目の、ブエノスアイレスの米中貿易会談からファーウェイ創業者の娘の拘禁の間に付けた高値の手前まで戻って来ている。トランプ大統領のディールが米国内 ...

 日経新聞の記事、「中国の変調、アジアの影」で引用したOECD景気先行指数(Composite leading indicator , CLI)は、引用目的に反して中国景気の強さを浮き彫りにしている。ユーロ圏の景気が2018年に入ってからいまいちだったのはわかるとして、2017年の金融引締めのせいで ...

 上海株がアンダーコントロールになったところで、そもそもなぜ株式担保融資などというゲテモノが流行ったかを総括してみたい。意外な話は出てこない。 ...

↑このページのトップヘ