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 コロナショック以来急速なペースで拡大してきて、異論なく足元の株高の背景になったFedのバランスシートは、6/17までの週で初めて縮小に転じている。背景としては、非常時に導入されたいくつかの流動性供給措置が役割を終えつつあることが挙げられる。 減り始めたのはまず ...

  日本の長期国債金利の指標となる10年金利は久々に0%に戻ってきた。グローバルのリセッション懸念も一旦盛り上がってから後退したことから、また日本の独自要因であった夏の日銀マイナス金利深掘り匂わせ騒ぎが円安の継続で剥落し、更に「安心と成長の未来を拓く総合経済 ...

 昨年の2y-5y、今年3月の3M-10yに続いて、8/14には米国債の2年と10年金利が逆転して逆イールドになった(インバートした)。長短金利の逆転は景気拡大終盤に発生しがちであり、金融政策対比で景気の先行きが弱いという市場参加者の見通しを表している。またこれまでもリセッ ...

 世界中の中銀が次々とハト転して世界中が過剰流動性の波に覆われるにつれて、マイナス利回りの債券時価総額が急激に増えている。その中にあってプラス利回りで買えるのは米国債くらいしかなくなっており、それがFedハト化にもかかわらずのドル高継続の根底にあるわけだが、 ...

 S&P 500の惨状に対してBRICs諸国の株式指数はドル建て秋の安値を更新していないと取り上げたが、債券でも同じである。足元の北米ハイイールド債のクラッシュが話題になる中、高利回りドル債仲間である新興国ドル建て国債ETF「EMB」はほぼ無傷であり、ハイイールド債ETF「H ...

 ことの始まりは華金の夜だった。7/20の22時頃に時事通信が「日銀、長期金利目標の柔軟化を容認」と静かに記事を発表した。今まで0%を中心に±0.10%の幅でコントロールされていた日本の10年金利が、今後(7/31金融政策決定会合以降)は更に上昇しても日銀がコントロールを試 ...

 6月の日銀の国債買入オペの減額は3回、計800億円となった。買入減額といえば日銀の異次元量的緩和の後退を連想させ、円高株安を招きそうなものだが、6月の3回の減額はいずれに円高に繋がらなかった。日本の10年金利も、3回の減額にもかかわらず低下トレンドが続き、後半に ...

    5月末にイタリア国債が激しい下落(金利上昇)に見舞われた。そこでやはり心配となるのは毎回債券のクラッシュに巻き込まれる本邦投資家である。米国が利上げに突き進む中、欧州の正常化が遅くなりそうなこと、また米国よりカーブがスティープで為替ヘッジ後のリターン ...

 6/1に日銀は再び残存期間5年超10年以下のゾーンの国債買入オペを、前回の4500億円から4300億円と200億円ほど減額した。それを受けて5〜10年ゾーンの国債は買入が減るということで売られ、10時10分の買入れ発表の瞬間から10年金利は1bpほど上昇、長期国債先物は2bpの金利上 ...

    一週間前にイタリア政局をアップデートしたが、そこに貼ってあった「イタリア金利が急騰」のチャートはその後の展開からしたら誤差のようなものだ。イタリアの2年債は29日に対ドイツで1日で200bp近くワイドニングして350bpを付け、対ドイツでのスプレッドで2年と10年が ...

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