タグ:日本国債

  日本銀行は7/28の金融政策決定会合で2018年から続けてきたYCC(イールドカーブ・コントロール)政策をあっさりと「柔軟化」した。本ブログとしては植田総裁の就任時点から一貫して「YCCの余命は長くない」「7月会合に限らず、全ての会合でYCC修正がライブであるとの従前 ...

 植田日銀がレビュー催眠を通じて日本国債のショーターを駆逐し、副作用として大幅な円安を招いてから、再び円金利と為替相場が荒れている。昨年末のYCC修正で一時期130円を割り込んでいたドル円は米金利の反発に伴い145円を再び付け、昨年高値の152円近辺の方が近く見える ...

 円金利の急騰を追い掛ける形で、関税第4弾の回避とイギリス総選挙通過という政治リスクの剥落を経て欧米金利も上昇してそれぞれテクニカル的に重要なポイントに差し掛かっている。    ドイツ10年金利は▲0.20%を上にブレイクできた場合、夏以来の非常に大きなリバースヘ ...

  日本の長期国債金利の指標となる10年金利は久々に0%に戻ってきた。グローバルのリセッション懸念も一旦盛り上がってから後退したことから、また日本の独自要因であった夏の日銀マイナス金利深掘り匂わせ騒ぎが円安の継続で剥落し、更に「安心と成長の未来を拓く総合経済 ...

 米国債金利カーブのフラットニングが目立っている。金曜のジャクソンホールを受けてついに2年10年スプレッドが19bpと、22bp残っている日本国債金利カーブよりもフラットになった。短期金利が淡々と上がる中で長期金利が一向に上がらないというのが背景である。  ...

長期金利が一時0.10%に上昇、約5カ月ぶりECBから始まるグローバル金利上昇トレンドが続いている。円金利は2月15日以来の10年金利+10bp載せを達成した。2年金利も2月の頃より20bp以上も上昇しており、米国が2回利上げする間に日本も1回利上げしたのに等しい。 前回の10bp載 ...

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