タグ:貿易戦争

 中国の7-9月期実質GDP成長が6.0%とまたしても1990年代以来の最低値を更新しており、貿易戦争の悪影響でついに中国経済がコケ始めたかという印象を受けてしまう。しかしGDP以外の多くの経済指標は中国経済が謎の回復期を迎えていることを示しており、バックミラーのGDPだけ ...

 米中貿易交渉に振り回された一週間であった。金曜夜の会談に向けて「米国政府が中国のテクノロジー企業や官僚個人をブラックリストに追加」「中国代表団が帰国日程を1日前倒し」など振り落としのヘッドラインが続いたが、週半ばから一転して「上手くいく」方向のヘッドライ ...

 先週のS&P 500テクニカル記事では「崩れやすい需給には見えない」「これで週足上ヒゲの3022レジスタンスが更に3008まで降りてくる。日足では水曜の下ヒゲ陽線が台無しにされたため2990もレジスタンスとなる。しかし下を売り崩せそうなイメージもないため、「どちらの方向に ...

 10月初頭に発表された9月の米国ISM景況感は製造業・非製造業共に総崩れとなった。ISM製造業(上図)は47.8と景気拡大・後退の分岐点である50を明確に下回った。また絶対値が基本的に高いISM非製造業(下図)も52.6に急低下し、こちらも製造業で言うと50割れ並みのインパク ...

 前回の記事でS&P 500は「金曜のヘッドラインを受けたやる気のない下落はテクニカル的には案外重要であり、これで2度目の最高値を目前とした反転が起きただけでなく、週足でも上ヒゲ陰線となった」「3022を再び超えてきた場合は更に上値余地が広がるが、それまでは跳ねたと ...

 S&P 500はあまりハト的でもなかったFOMCを無事に乗り切り、2975の押し目から3020まで付けた。しかし7月高値の3027を前に二度目の伸び悩みを見せた。前回の記事では「先週の2890に代わって2950を背に丁寧に押し目買いというところか」としていたが、非常に利幅の薄い作業と ...

 S&P 500はこの一週間指数としてはあまり動かなかった。「米中貿易交渉再開については(中略)少なくとも9月いっぱいはあまりネガティブなヘッドラインを警戒しなくても良さそう」「テクニカルにはやはり2820 -2950のレンジブレイクが大きい」「先週安値の2890、そしてすっ ...

 長らく続いたS&P 500の2820 -2950レンジはようやくブレイクされた。本ブログが警戒していたのと逆に上方向に、である。「買いは何かファンダメンタルズに新たな材料が出て2950を再び上回ってからでも遅くない。逆に何もなければ2800台半ばから上は売り場となるだろう」「テ ...

 前回の記事ではレンジ当てのドヤ顔と共に「貿易戦争関連や財政拡張関連の新たにヘッドラインが出ず上値を買い上げるような雰囲気にもならなければ、2820 -2950レンジ継続となるか」としていたが、今週もまずはドヤ顔である。いろんなヘッドラインが飛び交ったが今週に限っ ...

 前回の記事では「とりあえずは2800〜2950の広いレンジ継続を見て、もし2800を下に抜けたら一段安に備えて仕切り直しという形になるだろうか」としていた。下限としていた2800の根拠は週足の下ヒゲであったが、こちらは実は見間違えでヒゲ先端はもっと高めの2820近辺にあっ ...

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