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 トランプ大統領に批判的なNY Timesが「トランプとペンス副大統領の不仲説」を記事に書いているが、案の定二人からフェイクニュースとして一蹴されている。それはともかく、中国への要求や不平不満について、トランプとペンスがそれぞれ重視するトピックが段々分かれてきて ...

 貿易戦争や当局の経済引締めのせいで主要国中ワーストパフォーマーとなっている上海株指数。本ブログは一貫して「上海株は香港株と比べて割高」として避けてきたが、これだけ一人負けが続けば割高さも解消されただろうか。  ...

    ペンス副大統領による10/4のハドソン研究所でのスピーチが中国への宣戦布告に近いと、一部で波紋を呼んでいる。現状に対する徹底的な非難もさることながら、特徴的だったのはまず米中関係の歴史を、まるで離婚する夫婦が過去の出来事や期待を振り返っては被害者意識を ...

 米国、メキシコ、カナダの三ヶ国は1992年にできた北米自由貿易協定(NAFTA)を見直し、トランプ大統領らしいよりセンスの悪いネーミングに変えた「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」で合意に達した。カナダの農産品市場開放など、域内の調整は単にトランプが他の2ヶ国 ...

 貿易戦争の影響が米中の景況感アンケートに顕著に現れている。図の上は中国の財新(Caixin)製造業PMI、下は米国のISM製造業景況感である。一昨年や昨年はこれら二つは細かい谷までよく一致していた。しかし、米中貿易戦争が始まってから米中PMIは顕著なデカップリングを見 ...

 人民元の下落が加速している。ピッチとしてはすでにチャイナショックの時の切り下げを上回っているようだ。当局は依然放任スタンスを取っているが、「人民元の制御された墜落」で取り上げた時に比べても市場で幾分かパニック度が増している。 ...

 2017年は引き締めで話題になった中国当局だが、貿易戦争への備えのためか、中国人民銀行が6/24に今年に入って3回目の預金準備率下げを敢行した。これにより7/5から7000億人民元の流動性が市中に放出される。 ...

 前回の記事で取り上げた人民元の制御された墜落を、Bloombergがより詳細なデータと共に紹介している。 CNHのリスクリバーサルとインプライドボラティリティはCNYスポットの下落を後追いするような形で上昇しているが、まだまだ2016 -2017年のレンジ内であり、オフショア・ ...

    本ブログで取り上げてきた 人民元の下落リスクがようやく具象化している。新興国通貨全般の弱さに紛れながらではあるが、2017年年初の7.0から6.3までの上昇幅を概ね半戻しした形となる。背景にある材料は米中金利差の縮小、貿易戦争による経常黒字減少懸念といった教 ...

 世界の株式市場を揺さぶった米中貿易戦争がようやく停戦を迎えそうだ。ここでこの貿易戦争騒ぎについて振り返ってみたい。  ...

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