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 中国のパンデミック後の雇用情勢について既に一度ふんわりとは触れたが、ちょうど定量的に試算する論文がSNSで出回ったので取り上げてみたいと思う。著者は「王明遠」氏であり、北京改革発展研究会の研究員である。つまりアカデミックな人間であり、この論文には政治的な意 ...

This is why Facebook $META is down 70% in a year and 20% today. 23 year old product manager just took the stock down to the ground. pic.twitter.com/OvnBPC44PL— Inflation Tracker (@TrackInflation) October 26, 2022  ここ数年米国のGAFAMをはじめとする ...

 米国の8月分雇用統計では雇用者数が市場予想を若干上回る伸びとなり、一方で賃金の伸びが鈍化し、失業率が上昇した。素直に見るとちぐはぐなデータだが、雇用統計の読み方は前回の記事の枠組みから外れていない。 雇用者数については「求人は多いに決まっており供給の方が ...

 米国の雇用が堅調、というより人手不足が続いていることが物価高騰の背景でもあり、またFedが経済を気にせず引締めを推進できる根拠にもなっている。雇用が引き締まっているころから賃金も堅調であり一般物価の上昇を後押しする。これは経済が過熱しているというより、コロ ...

 先週の米国雇用統計ではエコノミスト達の予想を遥かに上回るペースで失業率が低下して祭りになった。家計調査である失業率と事業所調査である非農業部門就業者数との温度差も話題になったが、いずれにしてもコロナショックで失われた大量の雇用が少しずつ戻ってきているこ ...

 新型コロナ対策のロックダウンに伴い米国の失業者が急激に広がっている。一枚目が毎週の新規失業保険申請件数、二枚目が概ねその積分である継続受給者数である。三枚目が示すように、継続受給者数はリーマンショックの時よりも遥かに多い。またその結果として四枚目の失業 ...

 1月末の記事では中国語検索サイト「百度指数」で「職探し(找工作)」の検索頻度が高まっていると取り上げた。今度は「リストラ(裁员)」の検索頻度が過去最高になったと話題になっているようだ。1月末の記事では「職探し」と共に当然「リストラ(裁员)」も調査済みであ ...

 表題通り、中国で「職探し」の検索頻度が急上昇していることが一部で話題になっている。デレバレッジ運動が招いた景気後退は投資、景況感、消費に続いて雇用にも着弾しているわけだ。 原典に当たる精神で、本家がブロックされている中国でGoogle的役割を果たしている百度 ...

 日経の記事が議論を呼んでいる。世界中の国々で賃金が上がる中、日本が取り残されているというのである。賃金再考(1)日本の賃金、世界に見劣り世界の賃上げに日本が取り残されている。大企業の賃上げ率は4年連続で2%を超えるが、主要7カ国(G7)で日本だけが2000 ...

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