先週のS&P 500は4月の調整と同じ展開になった。つまり前回の記事で寄り天大陰線という類似性だけを取り上げて「経験上寄り天大陰線を引いた後は数日間は陰線の真ん中あたりで滞留するが、そのしばらく後のパフォーマンスは思わしくない。従って直近は安全と思われる一方、 ...


 S&P 500はひたすらNVDA決算に注目する週となった。週前半はヘッジが入るでもなくフライングするわけでもなく狭いレンジでの推移となった。先週の記事で触れた5325の日足レジスタンスは意識されず、連日ザラ場ベース、引け値ベースの高値更新が続いた。 NVDA決算は当然のよ ...


 S&P 500は引続き材料難の中でじり高となった。マクロ指標しかない中、PPIとCPI、小売をそれぞれ無難に通過したことで懸念剥落と共にゴルディロックス気味の指数上昇となった。前回の記事では5010 -5240のレンジ内でどこまで安く押し目を拾えるか、としていたがほとんど押し ...


 S&P 500はじりじりと続伸となった。先週の記事ではせっかくテクニカルで「どうも5000近辺で底を打ったらしい」と判断できたのに「とはいえ4月以降「何もなかった」と片付けるにはまだ早い気もするため、5010まで再びドローダウンした場合に致命傷を負うような上値追いは避 ...


 先進各国のインフレ退治の金融引締めで実質成長が一斉に抑圧されてきた中、2024年に入ってから米国の実質GDPコンセンサスだけが急に景気後退スレスレから盛り返し、一転して実質2%成長に戻っている。これは――日本は言うまでもなく――欧州と並べても飛び抜けて高く、米ド ...


 GW週に日銀の為替介入に押されてすっかり影が薄くなったS&P 500。週初めの30日にFOMCの前座と言わんばかりにECI(雇用コスト)を受けて金利が急上昇し、株式指数を押し下げた。特に引け間際に大きな売りが入っており、ないと思われていた月末リバランスの株売りがサプライ ...


 S&P 500はマクロの次に決算に振り回される週間となった。先週の記事では「指数の水準としては決算前から調整が進んでいるとも言えるだろうが、一方でポジショニングは傷んでいるため、決算で切り返すことができるかどうかでいうとコンセンサスロング以外の銘柄の方が決算で ...


 長期金利の上昇がようやく効いてS&P 500は3週連続で下落となった。中でもナスダックの下げはきつく、2022年11月以来の下げとなった。要因としては地政学リスク、金利上昇、決算、決算期のブラックアウト、そしてポジショニングの悪さによる機械の逆回転が挙げられるだろう ...


 S&P 500は週を通して昨年10月以来の悪いパフォーマンスになった。先週見られた大陰線から過去の類似パターンを探した前回の記事では「上げ相場での大陰線は昨年7月末と12月に見られている。金利上昇が伴ったケースは前者であり、類似する展開を辿るとすれば数日何事もなか ...


 先週のS&P 500は高値波乱になった。ISM製造業が好調だったことから長期金利が上昇し、2日間にわたって株式指数に悪影響を与えた。まさに前回の記事で「期末から期初に変わるタイミングであり、1月のように一旦売られて始まっても驚かないようにしたい」とした通りである ...


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