2/28に発表された中国の公式PMIが急低下していたことが一部で話題になったが、翌日発表された財新(CAIXIN) PMIの方は6ヶ月ぶりの高さと堅調で、公式の50.3に対して51.6と逆転している。中身も新規受注が伸びており文句の付けようがない。「財新の調査は、国家統計局の統計 ...
習近平長期政権のご祝儀相場はなかった模様
25日に新華社が発表した一通の目立たない英文ニュースが世界中をざわつかせた。中国共産党中央委員会が、国会に当たる(とされる)人民代表大会に提出した憲法改正案で、「国家主席の二期以上の連任禁止」規定の削除、つまり任期の撤廃が提案されていたそうだ。 ...
中国の製造業景況感が急低下
中国の公式PMI製造業景況感が急低下している。中国PMIは公式(国家統計局・NBS統計)とCAIXIN(民間メディア・財新統計、旧HSBC PMI)の二つがあり、前者は国有企業や大企業が多く、後者は民間の中小企業が広くカバーされていると言われる。従って基本的に公式の方が景況感 ...
反EU政党と切っても切れないイタリア総選挙
フランス、ドイツとノーイベントが続いた後、4日に迫ったイタリア総選挙は欧州選挙ラッシュの大トリとなる。2017年の流れで言うとポピュリズムはルペンを頂点に出落ちが続き、中道左派が辛く中道右派が最も伸びている。イタリアもまた、レンツィ・ジェンティローニと続 ...
スタグフレーションという都市伝説
世界中が警戒した米国CPIが強めな数字となり、一方米国の小売売上高が予想よりも弱かったことから、急にスタグフレーションという言葉が飛び交い始めた。筆者に言わせるとたまたま同じタイミングで二つの数字が発表されたからにすぎないわけだが、ついこの間までデフレを心 ...
ダブル安を招いたリフレーション
2018年2月に米株がクラッシュした理由として「米国の金利上昇」が挙げられている。しかし、米国の金融政策は今年になって急に引締め方向に転換したわけではない。サブプライムショックの経験からすると、金融政策の引締めの行きすぎ(現実のインフレ以上に利上げが激しい) ...
リスクパリティという戦犯
昨日の記事で触れたVIX急騰事件は、VIXを参照した投資のロスカットを狙ったものなので、株式現物市場から切り離されたVIX界のコップの中の嵐で終わるはずだった。しかし、結果的にVIXの急上昇は株式指数にも大きなフィードバックをもたらしており、持ち上げられたVIXが株式 ...
VIXショックでETF投資家が痛みもなく即死
ゴルディロックだったはずの株式相場が急に荒れ出している。この裏で、デリバティブを裏付けとした一部の投資商品は断崖のようなチャートを描き、投資家は1日にして元本の95%以上を失っている。悩んだり胃が痛くなる暇もなかった。クレディ・スイスが組成するXIVの推移 ...
ドル相場は金利カーブスプレッド差に連動という解釈
米ドル相場と金利の乖離について、Fulcrum Asset Management会長のGAVYN DAVIESが今度はユーロドルに注目して解釈を与えている。曰く、世の中にはドルの弱さを長期均衡から見ての過大評価や、欧米間の経常収支で解説する向きがあるが、結局は政策金利(及びそれへの期待) ...
ドル円と米10年金利の相関が完全に壊れる
長らくドル円と米国10年金利が連動すると思われていたのが、米国の税制改革可決以来、大きく乖離していることが話題になっている。筆者も2018年にドル円が110円を割ることはないだろうと思っていたのがわずか20日で外れてしまった。米金利とドル円が相関するという前提の下 ...









