China Industrial Production
China fixed asset
 今年の春以降、固定資産投資(下図)をはじめとする中国の各指標が急減速を見せる中、鉱工業生産(上図)だけは不自然に巡航速度を保っている。GDPと同じくあまりにも平坦で、他の指標との乖離が露骨であるため、信頼性に疑問を持つ声すら上がっている。

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  とはいえ鉱工業生産の堅調さは全く孤立無援というわけではない。中国PPIも鉱工業企業利益(Industrial Profit)も巡航速度を維持しており、直近では盛り返しすら見られている。他の指標と照らし合わせて「このリバウンドは持続しない」という声が圧倒的だが、少なくとも足元では堅調である。
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 CSI 300指数企業群の12ヶ月先収益予想も上向きで安定している。株価そのものは大きく下落しているが、あくまでも割高さの修正と貿易戦争など先行きに対する不安に由来するものだ。足元の状況は特にクラッシュしたわけではない。

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この記事は投資行動を推奨するものではありません。



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