SPX technical 
 先週のS&P 500は4400から4300台前半まで予定調和的な調整となった。先週の記事では「4450は日足レジスタンスとなる。FOMCの安値4340もサポートになり得るが、割ったらトレンドが転換する類の分水嶺ではない。4300 -4320というオプションポジショニングから天井と目されていた水準では買い戻し需要が再び強まりそうである」としていたが早速下限が試されている。上値を試すには勢いとショートカバーが必要であり、上がった時に置いていかれた水準までOp Ex通過後に再び下がってきても初めて上がった時ほどの情熱が見られなかった。
Bloomberg Europe rate hikes
 BOEのサプライズ50bp利上げパウエル議長の議会証言を受けた金利の高止まりや、中国の金融緩和期待で上がっていた香港株が再び売り込まれたのを受けて再びリスクオフの雰囲気となった。
GS systematic positioning
GS CTA and Vol control positioning
 GSのシステマティックポジショニングはVolコントロールは既にお腹いっぱい、CTAも何もなければじり上げでトレンドが下向きになれば目いっぱい売り転換というバランスであるが、結局クラッシュしないと売り転換しない。
BofA Tech and Financial flows 
 BofAのセクターごとフローでは資金が殺到していたテックに利食いが出ている。
Newedge Fed liquidity and SPX
 直近のラリーはFedの流動性増減とは独立したものであった。
GS Equity Sentiment Indicator
NAAIM
 NAAIMは指数の調整途中で押し目買いしたような雰囲気になっている。

 テクニカル。先週の記事で挙げた4340では金曜に一度付けて跳ね返ったもののまだ明確に離れていない。木曜の偽底打ちや金曜高値が集まる4365 -4390近辺は日足で重そうに見える一方、従前通り4300 -4320は買戻しが優勢になりそうに見える。6月末はJPMカラーの足の4320に張り付いて迎えるのが最も美しいようにも見えるが、果たしてそこまで素直に動くのか。それまでに4320以下を試すなら買い場に見えるし、一方もし特に買い場もないまま反発に向かったとすれば、月末リバランスでは再び下押ししやすいのがアノマリーなので深追いは不要に見える。月末をちゃんと低めの水準で迎えるなら5月と同様、目を瞑って買って問題なさそうに見える。一方(もしワグネルの叛乱騒ぎが平日だったら見られたかもしれないが)1日2%以上の下落が見られたら仕切り直しになる。

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この記事は投資行動を推奨するものではありません。