
ここ数日のハイイールド債ETF HYGの急落が多くの参加者の視線を集めているが、きっかけは「スプリントとTモバイルUSの合併破談で勢いがついた通信関連銘柄の売り」という、意外と我々にとって馴染み深い話だったようだ。確かにHYGに占める通信のウェイトは最も大きい。

通信主導なら局地的な出来事であり、S&P 500のファンダメンタルズについてインプリケーションを与えるものではなさそうという見方もできる。とすると、今回のHYGの急落は必ずしも株の急落を予測するものではないという見方もできるが、果たして。