米中景気の連動のハブである中国PPIが、李克強指数と同じように二番天井を付けてから低下を始めている。これも明らかに中国当局の強烈な金融・不動産引締めによるものであり、冬が近づくにつれて環境規制に力が入っていることも、工場の生産活動に低下圧力をかけている。

PPI(上)と李克強指数(下)

PPI(上)と李克強指数(下)

まだまだ余裕のプラス圏なのでデフレにはほど遠いが、中国の景気が一足先に頭を打っていることは、米国製造業景況感と米金利の低下要因となる。これを米国の減税景気でカバーできるかどうかが注目となる。
理財商品の元本保証禁止という当たり前な規制が始まる
消費者ローンで住宅を買うという狂気
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中国の景況感がやや足踏み
中国のマイクロコントロールがいよいよ計画経済の域に
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この記事は投資行動を推奨するものではありません。