4月に任期満了を迎える黒田総裁の後任について、何度目かのこのレース図が記事に出ている。相変わらず黒田氏の続投が圧倒的だが、年明けが山場などと言われてきた中で続報がパタリとなくなっている。
黒田総裁退任なら円高、エコノミスト予想
日銀の次期総裁候補の予想では、黒田総裁が引き続き本命視されており、退任した場合は円高・株安に向かうとの見方が強い。
安倍総理は間違いなく黒田氏の再任を望んでいるはずだ。にもかかわらず黒田氏の再任がいつまでも決定事項にならないということは、本人にやる気がないのではないかと思われる。黒田氏の就任が決まったのは2013年3月就任に対して2月だったが、その時は他にも有力な候補がいた。今回が前回と同じくらい遅いというのは奇妙である。確かに、広げた風呂敷を自分で畳むのは大変であり、後始末をしたくないという気持ちはわかる。また逆に、悪意がありそうなメンツの方が続投を要求している。
出口示さず退任は「異次元緩和のやり逃げ」-日本維新の会・藤巻氏
黒田総裁交代はリスク、異次元緩和の後始末に責任を-民進・大塚代表
全て杞憂に終わり続投になるなら問題ない。他のメンツを見ていくと、日銀出身の中曽氏は無難な運営になりそう。本田氏は消費税増税反対を表明し続ける限り本流に入れなそうだが、様々な方面の反対を押して当選した場合は黒田続投よりも為替と資産価格にポジティブそう。雨宮氏は表に出てくる気があるかどうか怪しい。金融庁の森長官はいつの間にか外された。伊藤氏はGPIFの運用方針を巡って中で論争している間にメディアに勝手に自分の意見を流しまくったり、国債暴落を煽った黒歴史があるので出口政策で最も向いていないタイプだと思う。近日中に人選が決まるはずだが、直前まで予断を許さない。
出口示さず退任は「異次元緩和のやり逃げ」-日本維新の会・藤巻氏
黒田総裁交代はリスク、異次元緩和の後始末に責任を-民進・大塚代表
全て杞憂に終わり続投になるなら問題ない。他のメンツを見ていくと、日銀出身の中曽氏は無難な運営になりそう。本田氏は消費税増税反対を表明し続ける限り本流に入れなそうだが、様々な方面の反対を押して当選した場合は黒田続投よりも為替と資産価格にポジティブそう。雨宮氏は表に出てくる気があるかどうか怪しい。金融庁の森長官はいつの間にか外された。伊藤氏はGPIFの運用方針を巡って中で論争している間にメディアに勝手に自分の意見を流しまくったり、国債暴落を煽った黒歴史があるので出口政策で最も向いていないタイプだと思う。近日中に人選が決まるはずだが、直前まで予断を許さない。
この記事は投資行動を推奨するものではありません。