先週のS&P 500は調整に入った。先週の記事では「(日中株などの)外縁部はともかく米株に関しては雇用統計への反応が今ひとつ整理しきれず素直に上値を追いかけづらい。引続きショートを封印しつつ押し目買いスタンスを続ける形となるか」としていたが、上値を追いかけな ...
カテゴリ: アノマリー
S&P 500は夏休み中に少し荒れる
先週のS&P 500はやや荒れた。本ブログはここ数週間にわたりショートを禁じながらも上値追いにもやる気が出なかったが、待っていれば下値はやや広がったし、かと言ってショートしても実りが少なそうであった。5月以降すべての調整局面は50SMA近辺で反発し、その都度VIXは10 ...
S&P 500はFOMCでクラッシュ
先週のS&P 500は予想に反してFOMC前後から崩れてしまった。FOMCでは思いのほかタカ派な結果が出て話題を呼んだ。前回の記事では「テーパリング示唆開始も6月説があったが雇用統計からは依然明確な示唆がなく、8月ジャクソンホールまで持ち越されそうな雰囲気である。事 ...
S&P 500はセルインメイレンジを静かに上抜け
先週のS&P 500はセルインメイ以降の長い4060 -4230レンジを上に抜けた。米国のCPIは前年比5%まで伸びたが金利は低下のペースを速め、その後原油価格が直近高値を更新しようと金利が上がったりインフレ懸念が再び話題になることはなかった。インフレ懸念と金利上昇懸念とは ...
S&P 500はレンジ上半分での推移
先週のS&P 500はセル・イン・メイ後に決め打ちした4060 -4230レンジの上半分でじり高となった。先々週がレンジ下半分、先週は上半分での推移となった。日足ではイントラデーでリスクオンになっても引けにかけては弱いことが多く日足上ヒゲ陰線を連発している。下値ではセン ...
S&P 500はレンジ下半分での推移
先週のS&P 500は一度二番底を付けてから反発し、先週の記事で「広すぎて役に立たないが4060 -4230間でのレンジ推移が続くと見るべきか」としていたレンジの下半分での推移となった。レンジ下限の4060に対して実際の安値は4061であったので上出来だろう。一方レンジの上半分 ...
S&P 500は改めて大規模なセルインメイ
先週のS&P 500は一転して4%近くの大幅な調整となってしまった。先週の記事では4130サポートを手掛かりに「下値は固まった」と判断していたのは間違いであり、4130は下に貫通されてしまった。その勢いで指数は4060まで走り、日足50SMAでようやく食い止められて反発した形と ...
S&P 500は局地的なセルインメイを乗り切る
先週のS&P 500は一旦売りが先行してから金融やエネルギーを中心に反発し、再び過去最高値を更新した。先週「強いレジスタンス」としていた4215は月曜にレジスタンスとしてワークした形跡もあるが、週後半にかけてのラリーではあっさり突破されてしまった。 先週の記事では ...
S&P 500は高値鯨幕
先週のS&P 500は小さな調整となった。先々週より維持してきた「中旬に差し掛かりつつある日柄もあって先週よりは上値追いに対してやや慎重なスタンスに変えていきたい。ただ地合いとしては個人投資家がすっかり抜けてGAFAM中心の上昇となっており、であればマクロな悪材料 ...
米国債市場に本邦勢が戻ってきた
各方面をヒヤヒヤさせてきた米金利が新年度に入ってようやく落ち着きを見せ始めた。3月FOMC以降、10年金利は概ね1.6~1.75、30年金利は概ね2.3~2.5のレンジで推移してきたが、足元ではレンジを切り下げている。リオープンを受けた米景気指標の改善が続いているが、概ね米 ...