カテゴリ: 中国

 本ブログが様々な視点から見てきたように中国経済はますますデフレーショナリーになっている。そのモヤモヤ感はどうもいわゆる「バランスシート不況」ではないかと思えてきた中、バランスシート不況の大家である野村総合研究所のリチャード・クー氏が中国の東呉証券の招待 ...

 1ドル7元を割り込んでゼロコロナ最中の最安値に近付いた人民元が話題になっているが、以前同じような場面の2015年のチャイナショックや2018年の貿易戦争では注目されていた外貨準備はさっぱり話題にならなくなっている。中国の外貨準備は国家外貨管理局 (State Administ ...

 中国のパンデミック後の雇用情勢について既に一度ふんわりとは触れたが、ちょうど定量的に試算する論文がSNSで出回ったので取り上げてみたいと思う。著者は「王明遠」氏であり、北京改革発展研究会の研究員である。つまりアカデミックな人間であり、この論文には政治的な意 ...

 前回の中国の記事は様々なテーマを広く浅く取り上げたが、中でも不動産市場と地方財政についてもう少し詳細に見ていきたい。21世紀に入って以来どんなにゴーストタウンと笑われようと中国に不動産バブルは存在しなかったし、不動産バブル崩壊懸念も陰謀論の範疇を出なかっ ...

 パンデミックが明けた中国経済のリオープンは2023年の一大テーマになるとされてきたが、その失速が明らかになってきている。リオープンがインフレを輸出するなどという話もあったが、現実には消費者物価(CPI)は前年比でわずか +0.1%、生産者物価(PPI)は -3.6%と、中国 ...

 中国ではロックダウンに反対するデモに押される形でゼロコロナ政策がなし崩しに撤廃された。前回の記事で「デモによってゼロコロナ政策の継続だけは困難になったに違いない。ゼロコロナ支持の農村出身者を大量に雇って白装束の中に入れて都市住民を管理させていたのだが、 ...

 行き詰って来た中国のゼロコロナ政策について、前回の記事ではリオープンの環境が整うための条件を挙げ、「早まりすぎた期待を裏切るネガティブニュース、進捗を確認するポジティブニュースが交錯する」としつつ「楽観・悲観両方の極論を排除していく流れ」としていたが、 ...

  本ブログは長らく新型コロナウィルスについて触れないできたが、その間新型コロナウィルスはほとんど中国だけの問題になっている。2020年の武漢でのブレイクアウトがグローバル・パンデミックに繋がり、2年の時を経て一周して出発点に戻って来たのである。これもまた以前 ...

 上海などで厳しいロックダウンが続く中、景気浮揚のために4/15に中国人民銀行(PBoC)は預金準備率(RRR)の0.25%切下げを発表した。このRRR cutはかつては金融緩和としてそれなりにワークしていたのだが、近年になって効きが弱くなりつつある。ましてや今回は切下げ幅も ...

   中国が12月に金融緩和に転換したのは周知の事実として、それがきちんとクレジット供給として実体経済に流れ込んでいるかどうかを測れるとされる、社会融資総額(TSF, Total Social Financing)の1月分が発表された。TSFには毎年1月がスパイクする「開門紅」と呼ばれる ...

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