カテゴリ: 非株

 米株の下落に触発されて、北米ハイイールド債ETFの投資家も浮き足立っている。Bloomberg記事によると、「ニューヨーク時間20日午前11時21分、1人のトレーダーがiシェアーズiBoxx高利回り社債ETF(HYG)3億2200万ドル(約360億円)相当を売った。その約5分後に、今度はSPD ...

 2月のVIXショックの時も「VIX上昇→株の急落」の一連の流れについて、プログラムやルールに従って機械的に売っていくリスクパリティファンドが犯人とされた。10月の米株急落においても、同じような流れになっている。2月の時は残高が16〜19兆円とされていたが、今回東洋経 ...

 スマートマネーというのがVIXショック以降の米株のラリーを冷ややかな目で見ているらしい。ダウ平均はVIXショックの下げを全て取り戻しているが、スマートマネーフロー指数はその間断崖のような下落を見せており、スマートなマネーはこの非合理的なラリーを無視していると ...

 金融庁が29行の都銀地銀に提出させたデータを元に作った「投資信託の販売会社における比較可能な共通KPIを用いた分析」が話題を呼んでいる。中でも「主要行9行と地方銀行20行の窓口で投信を買った客全員の今年3月末と購入時の投信の評価額を比べた。顧客が払う手数料も引き ...

 7月に入ってから日本株の一人負けが目立っている。背景としてはETFの分配金による売り需要が挙げられている。日銀のETF買入れもあってETFの資産総額が増えており、ETFの挙動が市場にインパクトを与えている。東証一部の時価総額600兆あまりのうちETFは30兆程度を占め、うち ...

 5月末から6月初旬にかけての北米ハイイールド債ETF SHYGの大型解約が一時話題になっていたが、その後北米ハイイールド債が凄まじく買い上げられている。本ブログは自信なさげながらもETFの大型解約はハイイールド債の需給悪化を意味するものではない、むしろ新規の現物投資 ...

    Blackrockが運用する短期ハイイールド債ETF、SHYGからの資金流出が一部で話題になっている。なんと5月末からの数日で4割の運用残高を引き出されているようだ。画像はツイッターから。 ...

 米国の短期金利が上昇を続けてきた中で、2017年年末頃に短期金利の代表的指標である2年金利がS&P 500企業の株式配当利回りを上回った。この関係性をロバート・シラー教授、ジェレミー・シーゲル教授や有名ファンドマネージャーのジェフリー・ガントラックなど錚々たるメン ...

 ドル高金利高により新興国が相次いで火を噴いている。新興国通貨は幅広く売られているが、特にひどいのはトルコとアルゼンチンである。後者は通貨防衛のために40%まで利上げを行った後、諦めてIMFの支援を要請した。 ここで新興国のドル建て債券に投資する有名なドル建て ...

 海外で何らかのショックがあると、日本株は急落することが多い。例えば米株指数が3%下がっている時に日本株指数は平気で4%, 5%下がることがあり、往々にしてショックの発生国よりも売り込まれることがある。これを説明するのに、海外の投機的参加者が多いだの日本企業の収 ...

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