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 本ブログはGW前に世の中のフラッシュクラッシュ警戒を笑い飛ばすように金利差からドル全面高を予想していた。これはGW後に一瞬ワークしたが、その後ドルインデックスは結局レンジ内に戻ってきている。年初からドルインデックスは緩やかなドル高推移ながらも3%程度の値幅に ...

 我々は米中貿易戦争における中国のアキレス腱を見てきた。カタストロフィックな話はウケが良いようで、プロの偉い人にもその記事を回覧して頂いたようだが、公平を期するためにも次は米国の弱点を見て行きたいと思う。 言うまでもなく米国の弱点はインフレ耐性である。関 ...

 本ブログは4月に入ってから中国発の引締めを狼少年し続けてきたが、思わぬところから弾丸が飛んできたようである。貿易戦争の最後の最後で中国側が恐らく「最悪10%関税のままでもいいや」と色気を出して強気になったところで、埒が明かないと思ったらしいトランプ大統領が ...

 本ブログは20日の記事で「ドルインデックスの過去の異常なボラティリティの低下は毎回どちらかの方向への大きな変動に繋がってきた。(中略)過去チャートを見る限りでは概ねドル高に繋がってきたように見える。今からサプライズドル安になるとすれば、FOMCが完全に利下げ ...

 ドイツと同じく、米金利も低下が止まらない。10年国債金利は一時FF実効レートの2.4を下回った。先物が織り込む2020年年末までの金融政策変更は25bp x2回以上の利下げとなっている。 ...

 S&P 500が急な角度を付けて反騰しており、もう少しでヘッドアンドショルダー右肩の2817に届こうとしている。1月末の記事では「日足雲の2600台後半〜2700がレジスタンスで、代わりにネックラインとヒゲが重なる2600はサポートとなるか。2700より上は右肩の2817が最終関門と ...

 トランプ大統領に批判的なNY Timesが「トランプとペンス副大統領の不仲説」を記事に書いているが、案の定二人からフェイクニュースとして一蹴されている。それはともかく、中国への要求や不平不満について、トランプとペンスがそれぞれ重視するトピックが段々分かれてきて ...

 日本株の急落を招いたトルコのサウジアラビア大使館内で起きた記者殺害事件は、トランプ大統領とサルマン国王の電話で早くもお手打ちが決まりそうだ。WSJによると、「サウジ政府は「ならず者の工作員らが尋問中に誤って殺害した」と発表することを検討している」「米国との ...

 トランプ大統領は常に米株が上がるのを自身の功績として吹聴してきた。貿易戦争で世界金融市場をかき回した時も、中国株が下がって米株が下がらなかったことをもって正当化してきた。それがいよいよ米株もクラッシュすると、淡々と利上げを続けてきたFedに攻撃の矛先を向け ...

 米国、メキシコ、カナダの三ヶ国は1992年にできた北米自由貿易協定(NAFTA)を見直し、トランプ大統領らしいよりセンスの悪いネーミングに変えた「米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」で合意に達した。カナダの農産品市場開放など、域内の調整は単にトランプが他の2ヶ国 ...

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