S&P 500はショートカバーの後、見慣れたというより見飽きた形で反落した。先週末の高値を2日にわたって一文更新をした後、火曜にまたしても上から下までS&P 500は2%以上、ナスダックは3%近く売り込まれた。背景としては6月のコンファレンス・ボード消費者信頼感指数が弱 ...
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指数のバリュエーションとはPERではなくERP
連日の下落によってS&P 500のバリュエーションは大きく切り下がった。コロナ後の2020年~2021年を通してS&P 500が割高だったのは今にしてみると異論が少ないはずで、フォワードPERが歴史的にも相当高い20台で推移していたが、それが2022年に入って一気に修正されている。20 ...
S&P 500は再び上値が叩かれる時間帯に
先週のS&P 500は再びアップティックを叩く展開に戻ってきた。先週記事では「ポジショニング的にはまだまだショートが禁物である」「しかし挙げた二つの水準(12500~16210)と見比べても14500は大して割安にも見えず、ブレイクしたからそこをコストにレバレッジを上げて付 ...
S&P 500は大ラリーの後に調整
S&P 500は週前半に続伸した後に反落し、週間としては小動きとなった。ロシア軍がキエフから撤退するとの発表で一時リスクオンになったものの、上げが一巡すると反落した。上海のロックダウンの解釈は一旦分かれたが、週末を経て悪化している。 反落するまでS&P 500は15 ...
金利上昇の各成分の資産価格への影響
足元で大統領選後の財政出動期待などにより米国債金利が上昇している。コロナショック後にFedの積極的な金融緩和が米国債金利を押し下げたのであり、また株をはじめとする資産価格の上昇に繋がってきたことを考えると、金利が上昇するとその緩和相場も曲がり角に来たように ...