先週のS&P 500は大がかりな調整が続いた。エバ―グランデ(中国恒大)のニュースは市場参加者に飽きられたものの、一方で週明けから中国の停電によるサプライチェーン寸断の悪化、欧米のガス価格高騰などでスタグフレーション懸念が少し持ち上がり、それに対応する形で株 ...
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S&P 500が意外な粘り強さを見せる
前回のS&P 500テクニカルシリーズは「まずヘッドアンドショルダーなのでもしすぐに2800台中盤あたりまでの反発があったら2900を背に売っていくのが正解になりそう」「グダグダ続きや小さなテクニカルな反発はあり得ても、腰を据えて拾い急ぐ必要はなさそうだ」を結論として ...
下抜けてもやはり煮え切らないS&P 500
前回のS&P 500テクニカルシリーズは2860近辺で「ヘッドアンドショルダー完成を警戒」「(大阪G20に)トランプ大統領は既に参加を表明しており、一時早速(トランプ・習会談の)環境が整ったとの観測をかき立てたが、上のリスクにより直前まで油断できない」「安心して株の ...
新高値に売りありS&P 500の煮え切らない調整
S&P 500テクニカルシリーズの前回記事は「新高値に売りあり」としていたが、果たして指数はその時の2900割れから一時2800まで迫った。もっともその後は「ただ、景況感が一応は戻っており暴落も遠そうなので大きく押したらまた押し目買いで良さそうだ」としていた通り自律反 ...
全てがかかっているS&P 500の右肩
前回の記事ではS&P 500日足のヘッドアンドショルダーについて取り上げた。中間選挙を経て1日で2%上げた日もあったが、今のところS&P 500は見事にヘッドアンドショルダーの右肩に止められている。 ...
米株指数を純粋なテクニカルで見る
今回の米株の急落→反発が千載一遇の買い場か、ダウントレンドの中の弱い反発で終わるかについて、他を全て無視して純粋にチャートだけで見たらどう見えるだろうか。日足で見るとS&P 500は10月が右肩となるヘッドアンドショルダーとなっており、10月後半の戻り高値である28 ...
ヘッドアンドショルダーが大好きな上海株
ヘッドアンドショルダーは教科書に載っている天井パターンだが、先進国の株式指数では案外あまり見ない。一方、上海総合は調整の前に日足でヘッドアンドショルダーを作ってからストンと落ちるのが大好きである。 ...