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 明けましておめでとうございます。年明けのS&P 500は強いJOLTSやADPを受けてしばらくラージテックで下値を叩き続けていたが、金曜になって弱い雇用統計と弱いISMサービス業景況感指数で金利が一段と低下するにつれて大幅に反発した。年末の記事では「週足は陽線にはならな ...

  先週のS&P 500は棒上げになった。先週の記事はやや歯切れが悪いものとなっており、3700 -3910レンジを挙げていたが、週前半は3850まで上昇した後に中間選挙を受けて一旦3750まで反落し、そこからCPIを受けて更に上に飛び、そのままレンジを上に抜けた。3700 -3910レンジ ...

 連日の下落によってS&P 500のバリュエーションは大きく切り下がった。コロナ後の2020年~2021年を通してS&P 500が割高だったのは今にしてみると異論が少ないはずで、フォワードPERが歴史的にも相当高い20台で推移していたが、それが2022年に入って一気に修正されている。20 ...

 先週のS&P 500は更に下落し、週足は前週のヒゲを台無しにする形で実体が長い陰線となった。週前半は上昇が続いたが、小売りのターゲットとウォルマートの決算が滑ったことから指数全体のトレンドがまたしても上がったところから折り曲げられた。 これはインフレが消費者の ...

 日本株のEPSが改善している一方で株価の息切れが目立っている。7/31にETF購入の柔軟化を決めたばかりだが、むしろ増額すべきではないかという主張が目立つようになった。 7/31の日銀金融政策決定会合で出たある質問からこの話題が始まった。量的質的緩和の「質的」とはリ ...

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