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 Nordea Markets Researchが発行するFX Weeklyによると、世界中の個人投資家(ETF投資家)は「狂ったように」中国株ETFを購入している(Retail investors seem to have bought China like crazy in the beginning of 2019)。これは2015年後半から2016年にかけての前回のチ ...

 2018年ワーストパフォーマーだった上海総合指数が10月から4ヶ月をかけたダブルボトムをようやく完成させた。10月には株式担保融資が火を噴き、11月にブエノスアイレスでの米中会談への期待で一旦戻り、12月にはファーウェイCFO拘禁事件と米株クラッシュの巻き添えで二番底 ...

 12月の米株のクラッシュをかすり傷で乗り切った香港株ハンセン指数は1月に入ってから堅調地合いが続いており、12月1週目の、ブエノスアイレスの米中貿易会談からファーウェイ創業者の娘の拘禁の間に付けた高値の手前まで戻って来ている。トランプ大統領のディールが米国内 ...

 上海株がアンダーコントロールになったところで、そもそもなぜ株式担保融資などというゲテモノが流行ったかを総括してみたい。意外な話は出てこない。 ...

    図は上海総合指数÷S&P 500のチャートである。9月までは貿易戦争、さらに10月に株式担保騒ぎもあって上海株は米株対比で一方的に劣後していた。しかし足元では米株の足を引っ張ることに成功し、上海株の孤独な戦いは終わりつつある。10/4に中国に対して全面対決を示唆 ...

 週が明けても中銀総裁などが相次いで割安発言を打ち出した上海総合指数は素直に4%以上も上昇した。しかしBespoke Investmentはここで脱力するようなチャートを出して来ている。過去10年間のチャートに「1日の間に4%以上値上がりした日」32サンプルをプロットしたものである ...

 世界でワーストパフォーマーの一つになっている上海株。下落が止まらない背景の一つに創業家や大株主、経営陣が融資を受けるために巨額の株式を担保に出しているというのがある。その額は6000億ドル(67兆円)と言われ、これは実に中国株全体の時価総額の11%に及ぶ。 ...

 貿易戦争や当局の経済引締めのせいで主要国中ワーストパフォーマーとなっている上海株指数。本ブログは一貫して「上海株は香港株と比べて割高」として避けてきたが、これだけ一人負けが続けば割高さも解消されただろうか。  ...

 上海株指数は高値圏でボラティリティが高まっている。経済指標を点検すると、確かに景況感はやや足踏みになっているが方向性が変わったわけではない。一方、中国の長期金利は2014年ぶりに4%を超えており、株のバリュエーションにプレッシャーをかけているようだ。日米と異 ...

 ヘッドアンドショルダーは教科書に載っている天井パターンだが、先進国の株式指数では案外あまり見ない。一方、上海総合は調整の前に日足でヘッドアンドショルダーを作ってからストンと落ちるのが大好きである。 ...

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