タグ:中国

  散々こき下ろした中国テックだが、ARKが一部の中国ADR銘柄を買い戻したとのニュースで暴落したところから暴騰している。少し前の記事でARKはずっと中国についてオープンマインドであると言っているものすぐ買い戻しそうに見えない、としていたが即座に掌を返された形とな ...

  デルタ株の拡大に対して先進国はコロナとの共存になし崩しに傾きつつであるが、一方で中国は他のmRNAワクチンを入手できない新興国と同様、長らくコロナに対して肉弾戦で対応してきた。その結果人の移動が戻らずサービス業の景況感が悪化し続けているのは既に見てきた。7 ...

 中国株への当局の圧政と並行して、華融(Huarong)と恒大(Evergrande)の債務危機も中国市場をリスクに晒してきた。どちらもToo big to failと言われてきた巨大債務企業であるが、先月の記事ではLGFVと華融の騒ぎは当局の火遊びにすぎず、中国のクレジット市場で最も注目 ...

 中国景気について先月の記事では「どの切り口から見ても中国からはデフレーショナリーなストーリーしか出てこない。そもそも外需依存なので、レポートなどで惰性で「米中が牽引する経済回復」というワーディングを用いている人はそろそろ「中」の文字を削除すべきである」 ...

 やはり触らない方がよかったと言うしかない。本ブログがDIDIについてようやく調べ終わったところで、更に教育機関やデリバリー業界への圧政第二弾、第三弾が続いている。本ブログは当局の圧政の流れを5月から取り上げ続けたのに、やってきたバーゲンセールで目が眩んでしま ...

   中国の内需については既にさんざんこき下ろしたが、それと並行して中国企業のデフォルト増加も話題になっている。中国は2020年にデフォルトが急増しなかった代わりに、2021年になっても2020年を上回るペースでデフォルトが続いている。 フィッチが各年1H同士で比べた ...

 前回の記事で完膚なきまでこき下ろした中国景気の対策のために、中国当局が早速RRR(預金準備率)の切下げ(降準)を匂わせ始めている。7月1日の共産党100周年大会までは「絶好景気の盛世」を演出する必要があったが、祭りが終わってようやく、吐き気を催すような国内景気 ...

 中国景気について長らく更新していなかったが、基本的にこの間エキサイティングな話は何もない。2月時点で本ブログはその後の中国景気の展開を完全に規定していた。あれからコロナワクチン接種はハイペースで進んだものの、今度は変異種に対して中国開発ワクチンの効き目が ...

 中国のクレジットインパルス伸び率の急減速が至るところで話題になっている。ノルデアが取り上げたように、中国クレジットインパルスの前年比は急激に落ち込んでいる。クレジットインパルスの算出方法は今ひとつ再現しづらいが、一般的に官民双方への新規融資のGDP比とされ ...

 中国の景気の先行きを定めるクレジット供給(社会融資総額, TSF)を久々に確認したところ、思いのほか健全な構図となっている。胡錦涛・温家宝政権の全世界から喝采を博した大規模な財政出動への個人的なコンプレックスからか、習近平政権はともすれば経済成長を阻害するデ ...

↑このページのトップヘ