6/1に日銀は再び残存期間5年超10年以下のゾーンの国債買入オペを、前回の4500億円から4300億円と200億円ほど減額した。それを受けて5〜10年ゾーンの国債は買入が減るということで売られ、10時10分の買入れ発表の瞬間から10年金利は1bpほど上昇、長期国債先物は2bpの金利上 ...
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親EU勢力がイタリア国債ショックを引き起こす
一週間前にイタリア政局をアップデートしたが、そこに貼ってあった「イタリア金利が急騰」のチャートはその後の展開からしたら誤差のようなものだ。イタリアの2年債は29日に対ドイツで1日で200bp近くワイドニングして350bpを付け、対ドイツでのスプレッドで2年と10年が ...
イタリアでポピュリスト政権爆誕
イタリアの総選挙から2ヶ月間の組閣交渉を経て、結局極左の五つ星運動と極右の同盟(旧・北部同盟)が連立することになった。選挙結果そのものは前回の記事に詳しい。当時から五つ星運動と同盟を排除した中道中心の組閣は不可能であり、下手したら再選挙と書いていたが、そ ...
中国がすっかり金利低下トレンドに
2017年は中国の能動的・受動的な金融引き締めが双方見られたが、2018年は国債金利が話題にならないままブルスティープニングしている。10年金利でみると年初より25-50bpの低下。3ヶ月SHIBORで見ると最高値から75bpも低下しており、実に3回の利下げに相当する。かっこよく言 ...
日銀が再びオペ減額で平地に乱を起こす
年初から株と米金利が上昇し、一人取り残されていたドル円もようやく追いつこうとしているところに、日銀の突如の国債買入れオペ減額が再び腰を折りに来ている。発表前に113.1台であったドル円はすぐに112.5まで下落、そして本日米金利が大幅高で返って来たにもかかわらず1 ...