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 年の暮れにあえて、主に機関投資家コミュニティが行ってきた「ヘッジ付き外国債券投資」というマニアックな話題について。貯蓄超過の日本から名目利回りが高い外国債券への投資フローは数十年単位で続いてきたが、一部の年金投資家や個人投資家は為替リスクを取れるのに対 ...

 前回の記事で見てきたようにUBSによるクレディ・スイス(CS)の救済買収に伴って無価値になったCS AT1債は全世界の投資家に損失をばら撒いたが、当然その一部は日本の富裕層や法人を直撃している。時間が経つにつれてCS AT1債投資で損失を出した人々の群像が浮かび上がって ...

  示唆が多かった3月FOMCを受けた記事では米長期金利の下限を2.125%に設定したが、その後米長期金利は10年2.8%台へと大きく上昇している。これは最初はロシアのウクライナ侵攻を受けたインフレ懸念によるもの(インフレ期待主導)であったが、途中からFedの引締め懸念自体 ...

 先週のS&P 500は再び停滞した。中国株ADRを巡るセンチメントは更に悪化し、またGAFAMの決算も反応が湿気たものとなった。中国株ADRを外すのはいいとして、代わりに資金をGAFAMに移すのも直近の値動きに当てはめると安心感があるものの、割高感であまりやる気が出ないようで ...

  先週のS&P 500は月曜だけは調整が続行したがすぐに切り返し、連日の陽線から再び最高値を奪還した。先週の記事では振り落としの必要性に触れたが、週末の時点では既に振り落としが道半ばまで進んでおり月曜に下に窓を開けて寄り付き、そこが底となったので遅すぎて意味が ...

 先週のS&P 500は前半に慣性で上値を試し続けたが、日足で上ヒゲ陰線を連発したところから上値の重さが目立ち、週後半にはすっかり重くなってしまっている。先週時点でテクニカルには週足下ヒゲ陽線で売る理由がなかったが、先週の記事で「一方金曜の中国株の下げさえ止まれ ...

 先週のS&P 500は中国株の急落に一旦連れられる形で申し訳程度に調整してから全戻しした。独立記念日明けからの連日の中国株や中国ADRへの迫害で一旦はセンチメントが悪くなったものの、中国・香港株が金曜にイントラデー反転を見せると米株も大きく買われてS&P 500は当然の ...

 先週のS&P 500は引続き前々々回の記事で決め打ちした4060 -4230レンジ内での推移となった。先週の記事では「テクニカルにはセル・イン・メイ後に決め打ちした4060 -4230レンジから逸脱していない」「CTAが早期にポジション再構築にやってくれば上値が軽くなりそうであり、 ...

 先週のS&P 500はセル・イン・メイ後に決め打ちした4060 -4230レンジの上半分でじり高となった。先々週がレンジ下半分、先週は上半分での推移となった。日足ではイントラデーでリスクオンになっても引けにかけては弱いことが多く日足上ヒゲ陰線を連発している。下値ではセン ...

 先週のS&P 500は一度二番底を付けてから反発し、先週の記事で「広すぎて役に立たないが4060 -4230間でのレンジ推移が続くと見るべきか」としていたレンジの下半分での推移となった。レンジ下限の4060に対して実際の安値は4061であったので上出来だろう。一方レンジの上半分 ...

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