タグ:新興国

 11月末に大型新人として華々しくデビューしたオミクロン株(B.1.1.529)はマーケット的にはさっぱり続報がない。本ブログは相変わらず非医学部卒が書いているの医学には立ち入らないが、どうも30何か所も変異しただけあって感染力が強く、ワクチンを2回接種した人でもブレ ...

 中国ADRと香港株は依然受難が続いている。何かの間違いでクラッシュしたのでV字回復する、という構図でないことは前回の記事で既に記した。V字回復がなくてバリュエーション・リセットの後の水準を出発点として考えざるを得ないので、たとえばCWEBで言うとその後二割も跳ね ...

 6月以降グローバルでデルタ変異株の流行がゆっくりと進行している。これまでも米国や欧州で変異株や第二波が話題になったことはあっても大がかりなリスクオフのきっかけになったことはないが、後になって慌てることにならないためにも予習が必要に思える。筆者は医学には全 ...

 年末の下げを軽快に取り戻す米株を横目に、新興国株が苦戦している。本ブログは12月初旬からパウエル議長のスタンス変更を見て新興国株を選好してきたが、新年にワークして2019年のコンセンサスビューが見事に新興国推し一色となってからは新興国株は鳴かず飛ばずとなって ...

 Fedが利上げをしばらく諦める方向に落ち着き、ドル高米金利高への恐怖が払拭された途端に、新興国を中心に金融政策で一息を付こうという機運が広がっている。トップバッターはもちろん1/4にRRRカットを敢行した中国だが、インド中銀(RBI)も早くて今週に「一回限りの利下 ...

 前回「重要なレジスタンスに差し掛かる」と取り上げた香港ハンセン指数は、その後あっさりとブエノスアイレスG20後・ファーウェイCFO拘禁事件前の高値を上回った。2018年夏に下落が加速した後のレジスタンスラインを上にブレイクし、「週足ベースの高値は前回高値を超えな ...

 S&P 500の惨状に対してBRICs諸国の株式指数はドル建て秋の安値を更新していないと取り上げたが、債券でも同じである。足元の北米ハイイールド債のクラッシュが話題になる中、高利回りドル債仲間である新興国ドル建て国債ETF「EMB」はほぼ無傷であり、ハイイールド債ETF「H ...

  Pension Partnersがアップした今年の各国株式指数のドル建て成績表を眺めていると、かつてもてはやされたBRICsのうちリーマンショックで「先に脱落した」とされたロシアとブラジルがトップにきている。 ...

 「パウエルのチキりで新興国株が発射台に」では「筆者は2019年中の利上げ打ち止めそのものにまだ懐疑的だが、特に足元の急激な米金利低下が正しいと考えるなら、新興国株のアウトパフォームはまだ十分に追い付いていないように見える」としていたが、あれから2週間で早速、 ...

 上図は米国の10年金利。下図は新興国株ETF「EEM」とS&P 500ETF「SPY」の相対比(EEM / SPY)である。秋にかけて景気絶好調の米国において利上げが永遠に続くと思われたので米国10年金利が上昇し、世界中の資金の高金利の米国に還流すると思われたため、新興国株が米株を大 ...

↑このページのトップヘ