S&P 500は年間で29%の指数上昇、31%のトータルリターンで2019年を終えたようだ。クリスマス〜年末の流動性が薄いとされる時間帯に差し掛かってもS&P 500のメルトアップが反転する気配がない。最終週はやや売られ気味で始まったがそれでも反発の勢いの方が大きい。2017年年 ...
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S&P 500は年末を前にメルトアップ
前回の記事では「もうすぐクリスマスということもあってどちらかに大きく張るというよりかは引続き押し目待ちだろうか」とやる気のない結論で締めたが、クリスマス寸前まで粘ってリスクを取るが正解だったらしい。S&P 500はどんどんメルトアップしてしまっている。 ...
S&P 500はユーフォリアか出尽くしか
先週の記事ではS&P 500に「ここからは3065のサポートは再び強化される。調整が済んだ後なので引続き逆張りの売りは禁物である」「調整局面ではVIXが高騰する場面もあったが、所詮17台ならリスクを積み始めのリスクパリティを揺さぶることはできないだろう」「経済指標はISM ...
S&P 500は一瞬だけ調整を見せる
先週の記事では米株の上げを見て「ショートでカッコよく一攫千金を決めるほどではないしろ、リスクを外したとえS&P 500が青天井になっても見送って穏やかな年末を過ごしたいものである」としていたが、早速先週半ばに2%程度の調整が観測された。「サーベイは49.5と相当ハー ...
中国製造業の謎の回復が国家統計局PMIに波及か
週末に発表された中国の11月国家統計局(NBS)製造業PMI(棒グラフ)は意外と50を再び上回った。財新製造業PMI(点線)が一足先に2017〜18年の天井に近い水準を付けてきたのに続く動きであり、この回復により本ブログが取り上げてきた「中国景況感の謎の春」は大企業にも波 ...
S&P 500は外部環境を最後まで無視し切れるか
先週の記事では新しいことをほとんど何も言っていなかった。S&P 500は引続きダラダラと上昇している。10月末に「目がくらむような高さではあるものの、これだけ白けた雰囲気で迎えるなら「新高値に売りなし」がワークしても仕方ないように思える。2018年以降「新高値に売り ...
S&P 500は高値圏でグダグダ
S&P 500について先週の記事では「リスクセンチメントも十分に回復済みというか、景況感も外部環境もグダグダな現状に対してV字回復織込みを先走りすぎではないかと思えるものの、今更突っ込んできたフローに逆らうのはあまり得策ではないように見える。週足サポートは引続 ...
S&P 500は最高値でこそ長期投資を始める流れに
先週のS&P 500は香港株の急落など物ともせず全ての営業日が陽線、週間を通しても大幅な上昇で終わった。「ショートカバーとリスクパリティのポジション復元と、米中貿易交渉のヘッドライン疲れのせめぎ合いということになるだろう」「テクニカルには木曜までは週足上ヒゲ陰 ...
中国の豚インフレがブラックスワンの領域に
週末発表された中国のCPI /PPIは最悪の組合せとなった。豚コレラの影響によりCPI伸び率はインフレターゲットの3%を大きく飛び越えて3.8%を付け、一方PPIは貿易戦争の影響もあってマイナス域での低下が続いている。豚肉価格については夏に取り上げた構図は変わっていない。 ...
S&P 500は売りをこなしながら更に上値を試す
S&P 500の無双が続いている。先週の記事では「テクニカル的には完全に上抜けであり、先週から本ブログが警告していた通り、逆張り売りのリスクが高い構図が続いている。週足的には短い下ヒゲと既に抜けた水平トライアングル上辺に当たる3023がサポート。米中貿易交渉が会場 ...