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 DBの8月のシーズナリティについてのレポートが転がっていたので、他のレポートと合わせてまとめてみようと思う。8月のG10通貨の中で、リスクオンに伴い上昇しやすいリスク通貨のオセアニア通貨(AUD, NZD)は最も売られやすく、中でもNZD/USDは平均で2.5%程度下落している ...

 今年のベストパフォーマーになったらしい中国株を更にシティグループが買い煽っている。しかもよりによって対・米株でである。米株は既に2019年のコンセンサス以上の増益まで織り込んでおり、かたや中国株は年後半の収益回復と、貿易戦争の解決によりブーストする余地があ ...

 Fedが利上げをしばらく諦める方向に落ち着き、ドル高米金利高への恐怖が払拭された途端に、新興国を中心に金融政策で一息を付こうという機運が広がっている。トップバッターはもちろん1/4にRRRカットを敢行した中国だが、インド中銀(RBI)も早くて今週に「一回限りの利下 ...

 前回「重要なレジスタンスに差し掛かる」と取り上げた香港ハンセン指数は、その後あっさりとブエノスアイレスG20後・ファーウェイCFO拘禁事件前の高値を上回った。2018年夏に下落が加速した後のレジスタンスラインを上にブレイクし、「週足ベースの高値は前回高値を超えな ...

 「パウエルのチキりで新興国株が発射台に」では「筆者は2019年中の利上げ打ち止めそのものにまだ懐疑的だが、特に足元の急激な米金利低下が正しいと考えるなら、新興国株のアウトパフォームはまだ十分に追い付いていないように見える」としていたが、あれから2週間で早速、 ...

 上図は米国の10年金利。下図は新興国株ETF「EEM」とS&P 500ETF「SPY」の相対比(EEM / SPY)である。秋にかけて景気絶好調の米国において利上げが永遠に続くと思われたので米国10年金利が上昇し、世界中の資金の高金利の米国に還流すると思われたため、新興国株が米株を大 ...

 高止まりする民営企業の融資コストを引き下げるために、11/7に中国銀行保険監督管理委員会の郭樹清主席は「一二五」目標と呼ばれる、「新規融資の中で民間企業向け貸出は大型銀行は1/3以上、中小型銀行は2/3以上、そして3年後には銀行業の新規企業融資総額の中で民間企業向 ...

    「米株以外」として新興国株とまとめられていた日本株だが、8月以降アジア株に対するアウトパフォームが加速している。図は日経平均とMSCI Asia ex-Japan(上図)及びそれらの格差(下図)であり、日本株はアジアの悪友を引き離している。夏にかけて日本株の対米株の出 ...

    「日経平均ダブルインバース・インデックス連動型上場投信(日経Dインバ)」の発行済口数が急激に増えている。ダブルインバは日経平均のマイナス2倍の値動きするETFで、(ダブルブルと同じく)個人投資家の投機的な売り買いに用いられることが多い。個別株を長期保有 ...

 最高値を更新中の米株と比べて、二番底を試し中の新興国株がだらしない。正確には新興国だけでなく米国以外の先進国も同じだが、とにかく対米株では歴史的にも割安な水準に来ている。対米株のパフォーマンスでは2017年のアウトパフォームを帳消しにし、チャイナショックの ...

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