4月の米株はFed関係者のハト化示唆などもあって延々とゴルディロックを演じた。本ブログが最後に示したS&P 500の2860レジスタンスはあっさりブレイクされ、2018年高値を更新した。1年あまりをかけたヘッドアンドショルダーの右肩が3月にブレイクされたことをもって、過去最 ...
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米REIT、米株、米金利、カナリア、イカロス
米株指数が堅調さを保っている横で米国REIT指数がグダり始めている。2018年では1月でも9月でもREIT指数が米株指数とのダイバージェンス(S&P 500が上昇している横でREITが下落)を示すと、しばらくして米株は暴落した。米REIT暴落の方が先行性のあるカナリアに見えたのであ ...
Fedハト化でもS&P 500の勢いが止まる
Fedで荒れたところで再びS&P 500をテクニカルで見てみたいと思う。前回の記事では「最後の関門である2817を突破」したため「安値の2350より先に高値の2940を先に付ける」ことを暗示するチャートになった、としていた。もっとも教科書的なサポートも遠すぎるため、(2007年 ...
S&P 500が最後の関門を突破
昨年10月の下落開始以来、長らくS&P 500のレジスタンスとして君臨してきた2817のレジスタンスがついに、静かにブレイクされてしまった。これにより2017年からのヘッドアンドショルダーは右肩ブレイクで消滅し、「安値の2350より先に高値の2940を先に付ける」のが教科書的な ...
新興国選好がいつクラウドポジションになるか
年末の下げを軽快に取り戻す米株を横目に、新興国株が苦戦している。本ブログは12月初旬からパウエル議長のスタンス変更を見て新興国株を選好してきたが、新年にワークして2019年のコンセンサスビューが見事に新興国推し一色となってからは新興国株は鳴かず飛ばずとなって ...
S&P 500の右肩が鉄壁な件が話題になる
S&P 500は貿易戦争の収束と中国のクレジット緩和を消化して調整に入っている。前回のS&P 500記事では「問題はたとえリセッション入りしないにしてもこの回復は前例対比でとても急な方に入っているということだ」「テクニカルにはそれでも右肩の2817レジスタンスは健在であ ...
S&P 500がH&S右肩近くまで一気呵成
S&P 500が急な角度を付けて反騰しており、もう少しでヘッドアンドショルダー右肩の2817に届こうとしている。1月末の記事では「日足雲の2600台後半〜2700がレジスタンスで、代わりにネックラインとヒゲが重なる2600はサポートとなるか。2700より上は右肩の2817が最終関門と ...
バルチック海運指数がS&P 500の大暴落を示唆する
図は鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを示すバルチック海運指数のチャートと約2ヶ月後のS&P 500のチャートである。2017年はほとんどお互いに興味がなかったが、2018年になってからは緑の枠が示すように、バルチック指数の大きな山、谷は2ヶ ...
S&P 500の重要な水準が向こうからやって来る
S&P 500は前回の記事で取り上げた一目均衡表の雲に差し掛かっている。日足では金曜に雲に突撃を始めたが、雲があまりにも急な角度(これは12月の下落があまりにも急な角度だったのを反映しているが)で降りて来ている。日足はクリスマスからほぼ一直線に13%も上がって来て ...
S&P 500ここから上はさすがに前途多難
世界中の投資家やメディアがようやく世界中の景況感の後退、アップルショックについてすらすら語れるようになってから、S&P 500はほとんど調整もなく反発を続けた。特にアップルショックの後はただの1日も陰線がなかった。先週の記事でも押し目買い継続としていたが、ろく ...