日経新聞の記事、「中国の変調、アジアの影」で引用したOECD景気先行指数(Composite leading indicator , CLI)は、引用目的に反して中国景気の強さを浮き彫りにしている。ユーロ圏の景気が2018年に入ってからいまいちだったのはわかるとして、2017年の金融引締めのせいで ...
タグ:香港株
一向に割高さが改善しないアキレスの上海株
貿易戦争や当局の経済引締めのせいで主要国中ワーストパフォーマーとなっている上海株指数。本ブログは一貫して「上海株は香港株と比べて割高」として避けてきたが、これだけ一人負けが続けば割高さも解消されただろうか。 ...
過去の風水インデックスの実績を遡る
前回の記事で2018年前半の風水インデックスが香港株をよく予想できていると紹介したが、では過去の数年間はどうだったのだろうか。チャイナショックがあった2015年まで遡ってみた。 ...
風水による2018年香港株の予想が神がかっていると話題に
CLSAが毎年発表している、香港のハンセン指数の推移を予想する風水指数が、今年がひときわ冴えていると話題になっている。CLSAはCredit Lyonnais Securities Asiaというフランスの投資銀行であり、2013年に中国のCITIC証券に買収されている。今年で24回目となるこの風水イ ...
中国株が金利高でトランプ相場の仲間入り
香港株が年初から香港上場の中国企業H株を中心に爆上げしている。H株指数は年初来19連騰。本ブログでは年初の展望で「新興国の中では利上げ耐性が強い中国を選好。上海株のパフォーマンスはいまいちだったがこちらは未だに割高であり、同じ企業群が上場している香港株指数 ...
当局保有ETF処分法の前例
日銀の異次元緩和の一環である株式買入れで20兆近く保有している日本株ETFを、いつどのような形で処分できるかが長らく心配されてきたが、とある大口個人投資家が本日「ETFを解体して、2〜3年程度保有されている企業が日銀から直接自社株買い出来るようする」とツイート ...
トランプ相場の根底にある中国経済の好調
中国の重厚長大産業が好調である。2014~15年に一度は引き締められたインフラ投資と住宅投資が再開されたため、2016年は中国経済にとって申し分のない年となった。2016年4Qに至っては、6.7%だった公式発表が6.8%に加速すらしている。 李克強指数は+10%以上の伸び 6%台成 ...