S&P 500はイベントフルな一週間を小動きで通過した。基本的にはAT1界隈のリスクセンチメントを眺めながらであったが、前半は地銀問題の後処理のヘッドラインも少し流れた。UBSによるCSの買収成功は株式にとっては不確実性剥落のグッドニュースであり、その後のグダグダは後 ...
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S&P 500はヘッドライン地獄
S&P 500は週間を通して安寄りからの反発となった。ヘッドラインの展開は速く、先週の記事の雑なストーリー予想はわずか1日程度で全てやってしまい、週後半は全く違う場所まで話題が移っている。もっとも展開が早かった割りには、先週の記事で目を瞑ってテクニカルのみから ...
S&P 500はシリコンバレー銀行に振り回される
先週のS&P 500は急落した。週初めではパウエル議長の議会証言では(直近のインフレ再加速を受けてか)利上げペースを加速させる用意があると発言したことが金利発の不確実性増大に繋がった。しかし2日目には3月FOMCの利上げ幅について予断を持っていないとトーンダウンした ...
S&P 500は下値から反発
先週のS&P 500は下げてから反発した。製造業ISMは数字としてはほとんど反発しなかったが、支払い価格の上昇がインフレ―ショナリーと解釈されて債券と株式はダブル安となった。更に労働コストが上方修正されたのもインフレ―ショナリーであったが、下を叩く動きはそこまで ...
S&P 500はやや不確実性が上昇
先週のS&P 500は大幅下落となった。先週の記事では「バリュエーションとしては話にならない」「上値は4100台が徐々に重くなってくるだろう。少なくとも上下のリスクバランスがここまで悪化するとレバレッジは残すべきではない」「木曜以降の買戻しの鈍さはシステマティック ...
S&P 500は不穏なものを抱えながらもレンジ
S&P 500はレンジが続いている。前回の記事では「4000近辺 -4175のレンジ感が強まるか」「売り場が分かりやすくなる代わりに売っても値幅が出づらくなるか」としていたが大体そんな感じである。14日のCPIについては「やや上振れしやすい流れになっており、少なくとも高値圏 ...
S&P 500は調整待ち態勢へ
先週のS&P 500はやや調整色が目立った。「"株が上がるとパウエルが怒る"神話は2月FOMCで既に滅んでいるが、雇用統計を受けたトーン変化があるかどうかを慎重に見守りたい」としていた火曜のパウエル・スピーチは株式ラリーの敵・カシュカリと合わせてもハウキッシュ・イベ ...
S&P 500はpivot派の完全勝利でMeme化
先週はマクロイベントが多すぎて捌き切れない中で日替わりの荒い値動きとなった。先週はマクロイベントベットを避けつつテクニカルでは「例えば最新の日足下ヒゲ4000さえもブレイクできないようでは売りは考えられない」「先週は4000より上を買わなくても3950までの押し目 ...
S&P 500はポリコレをショートカバー
S&P 500はテック中心のショートカバーが続いた。水曜はMSFTの決算をやや下げて通過した後、欧州発の謎のマクロ・リスクオフが走ったものの、NY時間には全戻ししている。これは先週の記事で想定したシナリオの一つ、「直撃したらアホらしいので引続き引け間際が最もオッズが ...
S&P 500はトレンドライン直下で神経質にレンジ
先週のS&P 500は行って来いとなった。「金曜は金利上昇を無視してS&P 500だけが上がっているので週前半は調整しやすそうに見えるし、過去もOp ex直前の週が最もリターンが悪かったので多少の押しがあっても、3800~3875が守られる限り驚くべきではない」としていたが、週半 ...