S&P 500は更にじり高が続いている。先週の記事は「テクニカルというよりはVIX周りの挙動を観察しながら随時判断する局面になりそうである。指数急騰と共にVIXも一段と上昇するような分かりやすい雑なコール買いケースがあれば売りとなるが恐らく期待薄であり、指数が動かな ...
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S&P 500は過去最高値圏でじり高
S&P 500は狭いレンジの中の値動きとなった。前回の記事では「月末失効のJPMカラーの5750コール売りが残っており、5750より上は月末まで重いと思われる」「日足レベルではFOMCの5615がサポートとなり、まずは5615 -5750のレンジに移行できているかを確認する時間帯となる」 ...
S&P 500は1日遅れでFOMC打上げ花火
FOMCの週だった。週初めはまずiphone16の需要不足懸念でAAPLが売り込まれ、代わりにMSFTが自社株買いと増配を発表して一時上昇したものの、総じてラージテックにはFOMCに向けたヘッジが先行した。これは結局最後まで概ね60:40の織り込みで突入したことになったためである。 ...
S&P 500は棒上げが続く
S&P 500は前の週に続いて棒上げとなった。PPI/CPIは引続きpivotを確約する結果となった。先週の記事では5400に注目しており「今後5400に再び載せることができれば一気に値動きは安定しやすくなるだろう」「最も好ましいのは5400台でのじり高であり、それが見られれば機械 ...
S&P 500は予定調和的な雪崩
先週のS&P 500は大幅に下落した。ここもとイベント警戒で金曜引け前は押されやすい代わりに週末跨ぎは報われやすかった。週末にはバイデン大統領の大統領選撤退を発表しただけだった。Op Exを通過したこともあり、月曜から先週のリスクオフを忘れたように指数は一直線にラ ...
S&P 500は4月以来の大幅調整
S&P 500は週間で4月の調整以来の下げ幅となった。 大型テック主導の下げなので「トランプ・トレード」と表現する声もあった。都合のいいことに月曜の上げもトランプ・トレードと言われていた。決算期はバンカメの上げで始まった。水曜にはバイデン政権が半導体の対中貿易 ...
S&P 500は結局棒上げに
S&P 500は調整を警戒していた前回の記事に反して棒上げになった。前の週に浮上し始めた様々な不確実性要素が気付いたら再び後退した形となる。 トランプ・トレードとも思われた金利上昇は緊張感をもたらしたが、週が明けるとフェードしている。金利の再低下を受けてS&P 50 ...
S&P 500は個別テックに依存
S&P 500は大幅続伸となった。先週の記事で「週足の範囲内での押し目買いというスタンス」としていたが、またしても押し目は微々たるものになった。火曜はAAPL、木曜はAVGO、金曜はADBEと、次々とテック系の個別銘柄が相場を支えた。水曜は寄付き前のCPIが軟化したことで上 ...
S&P 500はアンチゴルディロックスを回避
S&P 500は堅調な週になった。週初めは景気減速を示唆する指標が続いて株は低調、金利だけが低下したのだが、ISM非製造業が堅調だったことで安心して上値追いになった。もっとナスダックを中心に翌日には冷めてきており上値では小動きになった。雇用統計では平均時給の伸び ...
S&P 500は4月の調整を綺麗にリピート
先週のS&P 500は4月の調整と同じ展開になった。つまり前回の記事で寄り天大陰線という類似性だけを取り上げて「経験上寄り天大陰線を引いた後は数日間は陰線の真ん中あたりで滞留するが、そのしばらく後のパフォーマンスは思わしくない。従って直近は安全と思われる一方、 ...