先週のS&P 500は小動きとなった。CPIもPPIもディスインフレーションとなったが指数は目立った反応を見せなかった。基本的に毎日時間外で指数先物は堅調であり、NY市場がオープンすると売り込まれ、引け近辺にかけて中途半端に買い戻されてきた。これは複数の日足下ヒゲにな ...
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S&P 500はベアトラップから反発
先週のS&P 500は押し目を作った週間となった。4150ピンから離れた指数は一度4050まで下落し、そこから反発した。先週の記事で述べたようにショートの方がエントリーは分かりやすく、代わりに値幅は出なかった。「4月前半ほどにはショートはリスキーではなくなっていると ...
S&P 500はイースター前の休息
先週のS&P 500はイースターを前に小動きとなった。基本的にはディフェンシブが優位で指数は雰囲気ほどは下げず、4070で跳ね返ると再び4100に載せている。先週の記事では「上値追いをした挙句に3950との間のドローダウンで焦るのが最もアホらしく、最良の買い場はあくまでも ...
故クレディ・スイスが起こしたAT1債市場のパニック
問題が発覚してから秒速で破綻したSIVBに続いて、創業167年の名門投資銀行クレディ・スイスも話題になってからわずか一週間で同業UBSに身売りさせられた。クレディ・スイス(CS)はG-SIBs(Global Systemically Important Banks, グローバルなシステム上重要な銀行)の一角 ...
S&P 500はシリコンバレー銀行に振り回される
先週のS&P 500は急落した。週初めではパウエル議長の議会証言では(直近のインフレ再加速を受けてか)利上げペースを加速させる用意があると発言したことが金利発の不確実性増大に繋がった。しかし2日目には3月FOMCの利上げ幅について予断を持っていないとトーンダウンした ...
S&P 500は不穏なものを抱えながらもレンジ
S&P 500はレンジが続いている。前回の記事では「4000近辺 -4175のレンジ感が強まるか」「売り場が分かりやすくなる代わりに売っても値幅が出づらくなるか」としていたが大体そんな感じである。14日のCPIについては「やや上振れしやすい流れになっており、少なくとも高値圏 ...
S&P 500は調整待ち態勢へ
先週のS&P 500はやや調整色が目立った。「"株が上がるとパウエルが怒る"神話は2月FOMCで既に滅んでいるが、雇用統計を受けたトーン変化があるかどうかを慎重に見守りたい」としていた火曜のパウエル・スピーチは株式ラリーの敵・カシュカリと合わせてもハウキッシュ・イベ ...
S&P 500は引続きじわじわと上昇
先週のS&P 500はほぼ一直線に上昇した。月曜は3900をぶち抜いて一時3950まで付けたものの、そこではMSのマイク・ウィルソンから上昇を追いかける動きを戒めるコメントが出て反落、火曜には再び3800台に下がってしまった。もっとも先週の記事で「3800のあまりものガチガチな ...
S&P 500は債券のラリーから脱落
先週のS&P 500は一直線に反落した。大したヘッドラインはなかったものの、金利低下にもかかわらずS&P 500はダラダラと下げ続けており、どうもデフレーショナリーな値動きに見える。ISMが悪かったのを引きずっているのか、そうだとすれば今までグッドニュースがバッドニュー ...
S&P 500は一段とレンジを引き上げる
先週のS&P 500は一度下値を試した後に一段高となっている。週明けはまず中国のゼロコロナ政策に対するデモのヘッドラインでリスクオフモードで始まったが、そのデモも週末になるといつの間にかなし崩し的な中国リオープン期待に転換している。前週の安値近辺まで調整したと ...